マガジン2・3合併号
週刊少年マガジン2・3合併号(12/9(水)発売)
新連載:恋か魔法かわからない!
作者:内山敦司(前作:世界か彼女か選べない)
C:生徒会役員共、シャングリラ・フロンティア
→ヒットマン、今回も入れてあと7話で打ち切り。
・恋か魔法かわからない!(新連載)
→私立青龍魔法学園。
魔法を正しく使い、社会に貢献する魔法使いを育てる由緒正しく歴史のある魔法学園。魔法の才能溢れる学生たちの学び場である。
その最下層のクラス「ひよこ組(キューケン)」の中に、更に最下層がいた。名前は宮前魁斗。魔法実技や薬学、そのほか諸々0点を取ってしまう天才だった。
彼は、授業態度は誰よりも真面目だったが、魔法は今まで発現したことがないという…この学園に入れるのだから魔法は何かしら使えるはずだったが。
やはり、魔法が使えないということは色々とマズイので、色々と噂が立ってしまう…裏口で入学できた、魔法でハーレムを作るみたいなど、悪い噂はクラス中に広がっていた
力技で魔法が使えないかどうか宮前魁斗は試していた。咄嗟に起こるつむじ風…使えたじゃねーか
その魔法を見て驚いたのか、すかさず天拳結衣という先輩が駆けつけてきた。彼女は文武両道で魔法も優秀…階級は鷲級(アードラ)の優等生。魔法格闘術で有名な天拳家に、主人公の宮前魁斗は弟子入りしていた…もう10年になる。
朝5時から丹精を込めて作ったという唐揚げ弁当を一緒に食べながら、何故「魔法を使うのはモテたいから」というセリフを言うの?と聞くお姉ちゃんこと結衣。そんなことを聞くのは、魁斗が日々努力して最上位級の不死鳥級(フェーニクス)を目指していたことを知っていたからだった
そのために天拳の厳しい魔法格闘術を学んでいるというが…魁斗は、自分も思春期の男子高校生。やっぱり女の子にモテたいんだとスルッと話を躱す
…が、やっぱりモテたいなんて言葉は戯言だった。目標である不死鳥級になることは、子供の時に幼馴染の舞との約束から変わってはいなかった。
子供の頃に魔力検査で魔法の才能があると言われた、水瀬・フローレンス・舞と宮前魁斗。だが、今ではその差は…彼女は不死鳥級、自分はひよこ組…天と地の如く開いてしまっていた。彼女は、家系に魔法を使える人はいなかったので、そこまで成り上がるのに大変な努力を要したという。こりゃ負けてられないな、と宮前魁斗…絶対にすごい魔法使いになってやると意気込む。
そこに烏級(ラーべ)の星愛楽(さあら)というおっぱいがおっきい子が、舞が不死鳥級であることはおかしいと大声で陰口を叩いていた。自分より人気があるのが気に食わないらしい…それを聞いてしまった宮前魁斗。舞をバカにする奴は許さない…!!と決闘を申し込んでしまった
・彼女、お借りします
→自主制作映画の上映会が終わり、やることが無かった木ノ下和也は取り敢えず…抜いていた。
季節は移ろい、夏の暑さも和らぐ10月は秋も顔を出しはじめる。大学も後期が始まり、また日常が戻ってきた…と思っていたら遊びまくって真っ黒になっていた栗林駿。木部ちゃんはサボり
そこに八重森みにが2人に接触。みにちゃんの友達が栗と同じサークルだったので既に顔を合わせていたという。変わらないと思っていた日常にもなにかしら変化があった。
…そして、その変化は和也のバイト先、カラオケ村でも。更科瑠夏ちゃんは、今が10月なのでハロウィーン限定の特別制服を着ていた。が、見惚れている暇もなく店長からの指示がポンポン飛んでくる。まあ、給料を前借りしていたから当たり前なのだが…。
その業務指示をこなしながら、和也は瑠夏と話をしていた…主に水原千鶴とのレンタルデートのことだ。千鶴が元気になったと聞いて安心したのも束の間、休戦はここでおしまい!!と、勝負を仕掛けてきた
・それでも歩は寄せてくる
→香川凛が考えに考えようとするも、八乙女うるしの脳内には敵わず。が、表情のガードが緩々なのでそっちからの攻略もあるかも…という話。
→一足先に大晦日を迎える津田タカトシら生徒会役員共。冬には鍋が合うね…ってことで闇鍋パーティー開催!!
・化物語
→阿良々木暦とキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードとの最期の戦いが始まった。
キスショットにパフパフされた暦は、キスショットの背中まで顔が出ていた…これでは情緒もクソもない…てことでこれはノーカンでお願いします。
多岐に渡る禁則事項のハンデを抱えることになったキスショット。空を飛ばない、霧にならない、姿を消したり変身したり眼力を使ったりしない等…。それでも忍野メメが言っていた「五分五分の勝負」を目指す…悪意と敵意を纏った彼女は、やはり強いので本気を出す間もなく終わることを避けていた。
殺し合いが始まるやいなや、阿良々木暦は思いっきり金的される。この500年で1番コンディションが良いと言う彼女だが、彼もやられたらやり返す。殴り合いの応酬の末、互いの顔面が吹っ飛んだときに阿良々木暦はもう一度聞いた。お前にとって人間とはなんなのかを…。
・カッコウの許嫁
→天野エリカにお兄ちゃんがいた。つまり海野凪に兄がいることになる
天野エリカは昔のことを海野幸に話し始める。
塾で先に勉強を終わらせたお兄ちゃん、エリカが終わるまで玄関で待っていたり、ある日はエリカがアイスを食べてしまって不機嫌になったり。ゲームのセーブデータを消したらむちゃくちゃ怒られたりとか…なかなか止まらない。それを聞いていた妹こと海野幸は、妹心がわかるのでエリカのお兄ちゃんがいいお兄ちゃんだと理解していた
一方の海野凪。エリカのお父さんは、凪に娘の自慢話を話しながら、小さかった頃のエリカのアルバムを見せてくる。
凪は、若干苛立ちながらエリカの兄の存在についてしきりに問い詰める…が、返ってくる答えはどれも「いない。」だった…。
取り違えたとか許嫁の前に、家族構成は知っておきたいという凪。だが、話の矛先を逸らすかのように凪の妹の幸について聞いてくるエリカパパ。今はその話はしていないと言う海野凪に、とんでもない言葉が飛んできた
・カノジョも彼女
→人気配信者(?)のミリカは、ある日の放課後に直也を眠らせて拉致ることに成功。家まで連れて行く
そこでは、ミリカの妹の理沙も一緒だった。妹を利用して自分を好きになってもらおうというアホな作戦だった…が、これが予想外に的中!!!
→この星は、大災害で第二の太陽となる…と言うDr.ジョヴァンニ。
話の一部始終を聞いていたヴィクトル・リヒトは、俄には信じ難い話だが、今まで調べてきたこととある程度合致するのであながち嘘じゃないという。リヒトは第8特殊消防隊の戦いが終わったら加勢する…それまで持ち堪えてくれと言って消える
さて、ヴァルカン・ジョゼフの仲間のリサ、天照を破壊兵器にさせないとジョヴァンニの攻撃を阻む。ジョヴァンニ曰く、この天照は初めから大災害を起こすための破壊装置として造られたというが…ここまで固執するのは、ジョヴァンニの先祖も携わっていたからだった。
・波打際のむろみさん 地元版
→福岡県久留米市の久留米成田山、救世慈母大観音像とかいう地味な観光地を紹介するむろみさんたち。
確かに宮城県仙台市にも似たようなでっかい大仏がある。が、あれはデカすぎる
一挙2話も掲載されているが、乙姫さんの新しい屋台に招待される向島拓郎。そのラーメンの出汁はもちろん特製ですよ
マガジンの作家陣は回転率が悪い…が、サンデー程じゃないと個人的には思う
・ランウェイで笑って
→藤戸千雪の父親でモデル事務所の「ミルネージュ」を経営している藤戸研二に酷な話が舞い込んできた。
シャルとBEYONDの目標こと、ビジネスチャンスをアジアに広げること。新たに市場を開拓したいというオリヴィア。
このミルネージュという事務所を合併させることにより、わざわざニューヨーク(NY)から人員を派遣させることがなくなるというが…
BEYONDという信頼と実績と格、全てが揃っている名前を貸すことにより、効率よく広い範囲でたくさんの所属モデルに仕事を決めることができる…のに断る藤戸研二社長。彼は、やはり自分の娘の藤戸千雪を第一に考えていたのでミルネージュのBEYONDへの改称を拒んだ
資料は予め準備をしていた研二社長。認知調査レポートと決算資料を配りオリヴィアを説得する。こと日本に於いては、ミルネージュの知名度は高いと訴える
因みに、ミルネージュを改称してもしなくても千雪がパリに行ける可能性はそう変わらない。
その中で1番いい選択肢を選ぶ彼は、オリヴィアの説得に彼の人生を賭けていた
・獣の六番
→耄霊使いのりおんを追い詰めた吾郷丹華。りおんは、政府の秘密組織ことTR1Mの事まで掴んでいた。写真もバッチリとのこと
丹華は、りおんの記憶を消そうとするが、天番整の腕の事も知っている情報通の彼女は何かあったら自動で2人の秘密が流出するとハッタリをかましていた
隙を見つけたりおんは、丹華の後方にまで大量の羽をまわしていた。もう少しで首をはねることに成功しそうだったが…
咄嗟に整が駆けつけて殺気立ってる丹華を抑える…これ以上の争いは不毛だと判断した。
耄霊のピーちゃんを絶対に取り上げられたくないりおんを見て、敵ではないと判断した天番整は、自分と丹華をオカルト研究部に入れてくれ…と頼む
確かに、りおんも監視できるし丹華は非常勤講師なので顧問もできるが…自己犠牲的な態度の丹華を監視するためでもある。卒業まで面倒見てくれよ、と笑う整を見て嬉しそうな丹華
しかし、裏では特等整伐師のリモート会議がはじまっていた。
整伐隊隊長の繰雨宗鉄が遭遇した大量の耄霊群、禍級の耄霊反応…一連の現象は、明らかに人為的に引き起こされている
これは特務だと判断した上層部…だが、既に院瀬見麗という特等整伐師が現地に到着していた。
・男子高校生を養いたいお姉さんの話
→主人公こと空本実の受験に不正は要らない。受験する大学は難関だが汚い手を使って合格しても嬉しくない…うん。それやったらあかん奴よね
そういえば実の誕生日って過ぎてたじゃないか…なら何も起こらないはずもなくお姉さんこと詩織さん、大学受験に集中できるプレゼントを用意していた。
〈次号〉
マガジン4・5合併号(12/23(水)発売)
巻頭:東京卍リベンジャーズ
C:DAYS、恋か魔法かわからない
特別読み切り:黒岩メダカに私の可愛いが通じない