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ジャンプ51号

週刊少年ジャンプ51号(11/21(土) 発売)

新連載:SAKAMOTO DAYS

作者:鈴木祐斗

C:BUILD KING、マッシュル MASHLE、ブラッククローバー

 

・SAKAMOTO DAYS(新連載)

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→伝説…に近い最強の殺し屋がいた。その名も坂本太郎。ある日任務を終えた彼は、帰りにセブンイレブンに寄ると可愛い店員さんとお会計に。堕ちたぜ…恋に

あっという間だった。彼はすぐに殺し屋を引退、結婚…出産、そして…太った。

 

裏稼業から足を洗った坂本は、東京の郊外にある個人商店「坂本商店」をひっそりと営業していた…!!

個人商店なだけあってちんまりとしてるが、学校帰りの小学生やガラの悪い兄ちゃんがその時は来店していた

店の中での小学生の悪戯が度を越していたのか、ランドセルの中から絵の具が勢いよく飛び出す そのまま兄ちゃんのズボンにぶっかかってしまい今にも小学生をぶん殴ろうとする勢いだ

しかし、これをいとも簡単に制する坂本太郎店長…さすが元殺し屋である

 

そこへいつの間にか、かつての仲間だった殺し屋ことエスパーのシンがレジに座っていた。シンは他人の考えていることが分かる…エスパーなので。彼は元最強の殺し屋を組織に呼び戻すためにここへ来たのだが、速攻で拒否される。

他にも街の便利屋もやっていた坂本太郎。今の様子があまりにも昔と違っていたので失望するエスパー、シン。

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しかし、坂本太郎への憧れは彼が太っていても捨てられなかった。

 

そこへ、かつての殺し屋の組織のボスからシンに連絡が入る。説得できなければ…殺せ!因みにどちらもできなければシンも殺されることになっている

そこで、シンは腹を括りもう一度坂本太郎がいる坂本商店へ。坂本は飴を舐めながら店番をしていた…が、シンはガチで坂本を殺そうとしていた 咄嗟に拳銃をぶっ放す。そんな彼の攻撃を店の中にある商品で躱しながら攻撃をする坂本太郎。飴、アイスクリーム、輪ゴム、シュークリーム…となんでもありだ

 

一瞬の隙ができた。シンを蹴り失神させた坂本は、その後何もなかったように彼を部屋の布団に横たわらせる。

シンが目覚めたときには晩御飯ができていた。毒なら慣れている…と食べるシンだったが坂本がどうして殺し屋をやめた理由がわかった気がした。このご飯はあったかい…うまい!!

 

そんなこんなで、シンは坂本太郎を連れ戻すことを諦めた。もう彼には戻るところ…居場所がないが、頼むだけ頼んでみようと坂本を見逃してくれ!と土下座。もちろんエスパーなので、殺し屋のボスの心も読める。よし、無理だったな!じゃあ戦争じゃい!!

 

Dr.STONE

→ゴムを手に入れた石神千空一行だが、このままでは柔らかすぎて使うことができない。事実、コロンブスがゴム素材を持ち帰った後にも200年近く放置されていた代物である

 

ゴム加工ということは…体を使うことはテメーに任せると久しぶりの言葉を放つ千空。任されたと大木大樹

硫黄と炭素の粉を入れたゴムを押し潰しボイラーの熱で暖める。大樹の渾身の力で伸ばして薄くしてハンコを押す!すると滑り止めが出来たではないか

あとはその凸凹のゴムをワイヤーと布も一緒に丸型に嵌め込んで焼いて冷ます。タイヤの内部には空気を溜め込んでおくゴムチューブも必須だ。

 

そんなこんなで完成したタイヤは、南米大陸の横断には必要不可欠。エクアドルに到着した石神千空一行は、数千年前には無かった砂漠地帯へ到着。海沿いにまで砂漠化が広がっているみたいだ

ここで、驚くことに乗ってきた船を解体してしまうカセキたち。もう海での戦いから陸の戦いへ切り替えると、石神千空

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一方、パナマ運河へ行ってしまった囮の船ことラボカーを追っていたスタンリーは船を破壊。やはり囮だったか…と失望する間もなく反転し追いかけてくる

 

・BUILD KING

→家獣(やじゅう)とそれをバタフライで追いかける半ケツの男性。家獣とは、家の形に擬態している生き物らしい…船だと思っていたのは、家だった。

 

とんかち兄ちゃんは早速ビガーハンマーで家獣をぶん殴るが、跳ね返されてしまう。勢い余って後ろに倒れるとんかち

しかし、効いたのか家獣も倒れてしまった。やるじゃねーか!と半ケツで泳いできた男は、すぐに一目でとんかちを親方シャベルの弟子と見抜いた。彼は鳶職のナナ・シュライダー。とんかちとレンガを迎えにきたという

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がしかし、さっき倒した筈の家獣が起き上がっていた!!

なぜだ!?と思っていたらビガーハンマーには表と裏で効果が真逆だとナナ。破壊と修復を司るすごいハンマーだった

 

・呪術廻戦

→0.2秒の領域展開。黒閃を経て覚醒状態になった真人だからこそできた、生得領域の具現化と術式の発動。これにより両面宿儺の魂に触れることなく展開できる。

 

早速、厄介だった東堂葵の手を爆破させる真人。

しかし、東堂は勘づいていたのか切り落として身体に致命的なダメージを負うことから回避する…ならば、と真人は黒閃を東堂の腹にぶち込むが、これも勘の良さからダメージを最小限に。しかし、叩く手はもうないので回避はできない…そこに真人の得意技・無為転変が迫る

 

・僕とロボコ

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→平ボンドのクラスメイトのガチゴリラに恋をしてしまった同じくクラスメイトの浦原アカネちゃんの話。(^o^)ホモォ…

 

・アンデッドアンラック

→この時代のアンディは普通に日本語が話せた。彼は仲間と一緒に、南北戦争後の荒れた場所を巡っては悪人をとっちめているという。

 

出雲風子は、まず彼の信頼を獲得するためにDEAD ENDと1865が体に刻まれていることを伝えるが…常に上半身裸で過ごしていることがありえないということで半信半疑のアンディ

じゃあこれだな、と入隊テストと称された拳銃を渡される。弾は1発のみ

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だが、風子には確信があった。

 

・マッシュル MASHLE

→この世には秩序がなくてはならない。一人一人の意見を尊重していたら秩序なんて成立しないのだ。ルールとは多数派のためにある…では、少数派の意見はどうなるのか。排除されることになる

マッシュは少数派である。この魔法という…神が授けてくれた宝物を持たない人間は前代未聞。この調和の取れた美しい、多数派の世界を乱すことになる

 

結局、活躍していくにつれて魔法が使えないことがバレる危険性もまた増えていき、ついにはマッシュ・バーンデッドは魔法不全隠匿についての緊急尋問を受けることになった。魔法局はこれを重く見たのである

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尋問を受けるマッシュ。

そこへ突如、神覚者(この世界有数の魔法の使い手。魔法界を統制する)が現れ、マッシュを多数派にすればいいというがそれは魔法以上の奇跡を起こさなければならない。それはある意味、魔法という神が授けてくれた奇跡に背いているとも言えるが…

 

・破壊神マグちゃん

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→夜の街を探検する混沌の神々ら。

しかし、ここは結構な田舎なので商店街は閑散としていた。なにもないじゃないか!と思っていたら…燈(あかり)に誘われて来たよ、スナックに

 

チェンソーマン

→お、おう…。

 

ブラッククローバー

→金色の夜明け、元副団長ことランギルス・ヴォードは金色の夜明け副団長のユノと久しぶりに会う。ユノは絶賛修行中で、もう少しで攻撃のコツが掴めそうだった

そこでランギルスの空間魔法で特訓して欲しい、と頼むユノ。ランギルスも確実に強くなっているので一方が弱いとかはなく、バランスよく修行ができるはず

 

一方のアスタとリーベの修行だったが、黒の暴牛副団長ことナハトに勝てずにいた

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悪魔同化(ユナイト)の力を侮ってはいけない。結局1度もナハトを倒すことができず2日も経っていた

「仕方ないね(レ)」とアスタたちを見限ったのか、ナハト副団長は暗黒の狩り場というマナゾーンを展開する…アスタの得意とする氣も気配も一切感じられず、一方的な攻撃になっていた。ここでアスタとリーベを殺す気だ

 

ぼくたちは勉強ができない

→フィギュアのせいで文化祭にも修学旅行にも参加できなかった。が、過去に一回だけ文化祭の後夜祭に参加する時間ができた桐須真冬。

が、そこにはもう入る余地がなかった…当然だ。文化祭に参加していなかったのだから、クラスメイトとの温度差は炎と氷のように激しかった

幼い頃から両親に、まわりは全て敵だと育てられた真冬先生。フィギュアを言い訳にしてたが、そんな育てかたをされたら当然、周囲に溶け込むことは難しくなるはずだ

 

そんな話をなぜ唯我成幸にしたのかは分からなかったが、また一つ先生のことが知れたと言う彼に照れてしまう桐須真冬。

文化祭に参加できなかった真冬先生。成幸は今年の文化祭でぜひ、桐須真冬にやってもらいたいことがあるそうだが…

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・夜桜さんちの大作戦

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→心にグッとくる赤ちゃん。

 

・灼熱のニライカナイ

→パパ上ことオルフェウスとチャコが、鮫島灼熱のマンションにお邪魔しようとしていた。なんでも路頭に迷ったらしい

まあ、1週間くらい泊めてやるかという漢気溢れる鮫島の部屋に…ヤツが出た

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・AGRAVITY BOYS

→オイルキングを撃退したクリス一行は、テスタニサリの人事部ことウルマンに助けられた。船を用意しているらしい

こうして彼女(彼)らは脱出に成功した。高次元存在ことコージも今回の出来事には満足したそうで、高級バームクーヘンを差し入れる程だった。

 

完全に忘れてたが、AM社ことアグラビティマイニング社が、時価総額ランキング入りを無事達成。これにてブルーダクマタイトによる資金と情報を手に入れることができる…つまり、タイムマシンを手に入れることができる…が、問題はここからだった

 

タイムマシンを仮に手に入れたとしても、ここはα・ジャンブロー。過去を遡っても辿り着くのは同じくα・ジャンブローという惑星である

今から20年前に地球は滅亡しているのだが、地球の滅亡前にタイムスリップするには、やはり地球に存在する必要がある…しかもここから地球までの移動に20年かかる始末

 

それならさ、とクリス・アーウィット。40年前のα・ジャンブローに遡って、そこから地球に20年かけて移動すれば、20年前に起きた地球滅亡のXデーに間に合うとゲラルト・ゼーマンに言うが…

 

・森林王者モリキング

→地球王(ホシキング)決定戦の対戦相手は、リオックというインドネシアの巨大コオロギ。暴食王、最強の捕食者なので地球の命を全て食い尽くすという

 

で、こいつとの対決方法は大食い対決になった。なんで!?

制限時間は30分、種目はラーメン。託すは真桐王香ちゃんことオオカマキリである。両者食いまくっていい勝負をしていたと思ったら王香ちゃん、まさかまさかの箸を置いてしまった

勝負あったか…と思ったら、桶に水をたくさん入れて持ってきて欲しいとのこと。ラーメンを水の中にぶち込むのかと思ったら…エッ?

 

・仄見える少年

→哀別理久の力で、囚われた招き手たちを救出することができた。その力とは…ただの結界ではない。霊怪と人間を分離することができるその力は…分霊結界!

扱いを間違えれば霊怪をバラバラにすることもできる結界。それを最も簡単に操っている哀別を見て驚きを隠せない片儺木伊織

憑いている人間が間もなく壊れると悟った千手童子は、大量の魍魎を呼び出し逃亡を図る。伊織は陰形鬼を限界まで酷使していたが、最後の力を振り絞る

 

・高校生家族

→家谷光太郎とその一家が通っている目出鯛高校のバレーボール部には、とんでもないエースがいた。洲崎透流というイケメンである。体力テストでも学年1位を獲得していた彼は、この学校では向かう所敵なしだった

そんな彼は、この学校に入ったことを後悔していた。レベルが…レベルが低すぎる!!!

 

バレーボール部に所属しながらも、勝手に一人で体育館の外に出てランニング。そこに超高速で家谷家の大黒柱こと家谷一郎が入部届を持って追いついてくる。

こうして、ものすごい年齢差のマラソン大会が始まった

 

〈次号〉

ジャンプ52号(11/30(月)発売)

巻頭:呪術廻戦

C:破壊神マグちゃん、SAKAMOTO DAYS、あやかしトライアングル

増:BUILD KING

→破壊神マグちゃん、人気急上昇御礼。アンケを出しただけはあるな(笑)