ジャンプ50号
週刊少年ジャンプ50号(11/16(月)発売)
新連載:BUILD KING
作者:島袋光年(前作:トリコ)
C:夜桜さんちの大作戦、仄見える少年
ジャンプもついに50号とかいう大台に突入しましたな。みなさん、1年間お疲れ様でした
・BUILD KING(新連載)
→人類居住エリア外のハンマー島に兄弟が住んでいた。この島は巨大な台風の目の中にある島で、嵐や巨大地震、火山の噴火が絶えない島だった
そんな人が住まない環境には、2人の兄弟と多様な生き物が住んでいた。その兄弟の名はとんかちとレンガである。彼らはこの島にどうやってきたのかすら覚えていなかったが、5年前に1人の男によって救われた。
この島には、家喰いと呼ばれている凶暴なモンスターが住んでいる。家を建てると途端に家をぶち壊してくる変な奴だ
そんな家喰いのボスに襲われていた2人を命からがら助けた親方のシャベル(大工棟梁)という男は、2人に信じられないほどの頑丈な家を建ててくれた。初めてだった。この島に来て安心して寝ることができたのは
どんな環境でも大工は「平和」と「安心」を作れることを学んだ2人は、大工を志すようになる。
3年前にシャベルから建築の技術を一通り教わったとんかちとレンガは、頑丈な家を建ててみろ、とシャベルから試練を与えられ旅立たれてしまう…時が来たら迎えを寄越すと言って。
その3年後、とんかちの建てた家はまるでおとぎばなしの三匹の子豚の家のように、家喰い・トロルの息だけで吹き飛ばされる…速攻でレンガの家に逃げるとんかち。が、これはいつも通りだった
対照的に、レンガの家は家喰いが幾ら壊そうとしても頑丈である。とんかちの家は一瞬で建つが脆い(というか、木!)のに対してレンガの家は時間をかけて強度・耐性重視。なので、兄は家が壊されるたびにレンガの家に転がり込んでいた。
じゃあとんかち兄ちゃんは何ができるんだよ…と思っていたレンガ。そこへ、昔襲われた家喰いのボスが目覚めてしまう
→荼毘こと轟橙矢の過去。
その日は、空気が乾燥していた風の強い日。山火事に遭い、その日は木枯らしも吹いていたということで遺体も発見されなかった。辛うじて下顎部の骨が見つかったそうだが…
第一子の橙矢は、現No.1ヒーローで父親ののエンデヴァーこと轟炎司以上の火力を宿していたという。炎司の悔しさ、嫉妬もすべて打ち砕いてくれる望みを橙矢に託したはずだった。
一方、怪電波でTVを乗っ取り、変な映像を垂れ流しにしている荼毘こと橙矢は、スパイ野郎ことホークスがトゥワイス(分倍河原仁)を殺した瞬間の映像を流す…こいつはベストジーニストも殺っていると解説する荼毘。
荼毘は、ホークスの裏を徹底的に調べ上げていた…彼の父親は、連続強盗殺人犯の敵(ヴィラン)だった…ので、経歴も本名も隠していたのはその為だったというが…荼毘よ、お前は探偵になった方がいいな
んで、荼毘こと橙矢がなぜテレビをジャックしてまで映像を垂れ流しているのかというと、聴衆を味方に付けたかったからだ。
敵の言葉に民衆が耳を貸すはずがないと思っているかもしれないが、残酷な映像、残酷な真実により人びとの心は揺れ始めていた
・夜桜さんちの大作戦
→ハクジャを結局斬らずに倒した朝野太陽。最期まで自分の人生に陽が当たることは無かったとハクジャは思ったが、太陽は母親の形見のピアスを彼女に着けてあげた。
太陽は昔、母親からよく長話を聞かされていた…病気や治療に文句を言わずに頑張っている彼女のことを。そんな彼女が悪人でいい筈がない
ただ、彼女は生きようとしてタンポポを利用したのだと太陽は判っていたのだ。家族を思い出させてくれたことで新しい家族を守る決意が固まった太陽。ハクジャはそんな彼を見て、やっと陽が当たったように穏やかに…眠った
一件落着というには少し悲しすぎたが、ようやく落ち着いたので列車を止めようとする太陽。そこへケモっ娘のアイさんとミズキという謎の男が襲来
太陽はもうとっくに限界を超えていた。万事休すかと思われた時、きたよロリBBAこと夜桜二刃が。
→スタンリーと命懸けのレースをしている石神千空一行。射程圏内に入った瞬間に蜂の巣にされてしまう。
大木大樹が羽京にスタンリーの船を振り切る方法はないのか聞くが、敵のレーダー屋は超絶優秀で躱す方法がないのである
パナマ運河付近へ来た船は、ある賭けに出る。いや、何千年も管理されていないのでパナマ運河はほぼ陸じゃないかなあ?と言うチェルシーちゃん
それだ!!なるほど、囮ね。と千空と七海龍水。パナマ運河行きと南米航路の二手に分かれて、パナマ運河組は撃たれて死んでもらう!!!とのこと。ジーマーでバイヤー
・僕とロボコ
→アウトドアの天才(天災)。
・呪術廻戦
→水着回など無かった。
・マッシュル MASHLE
→着々と神覚者に近づいているマッシュたちだったが、彼が魔法を使えないことが問題になっていた。が、仲間の力でなんとか揉み消すことに成功
放課後、レアン寮に勝った記念の祝勝会が開かれる。レアン寮のアベルもアビスも招待されていた…敵だったのに
そこでマッシュはアビスからとんでもないことを聞かされる。アベルの3本線は人為的に作られたと言うのだ…そう、無邪気な淵源(イノセント・ゼロ)という魔法界一の犯罪組織によって。
・チェンソーマン
→うるさい。
下衆な欲望でチェンソーマンになりたいというデンジ…昔から変わらないね
しかし、次にチェンソーマンになる時はマキマさんに殺される時だと忠告される。
しかし、考えれば考えるほどマキマさんのことで頭が埋め尽くされてしまったデンジ…これが負のサイクル(悪循環)か。
・仄見える少年
→哀別理久の特訓はまだ続いていた。片儺木夜生が水の部屋に案内。ここにある水をすべて持つようにできることが今回の課題である
この水の正体は霊怪。ぜんぶ拾い集めるのにかなりの労力を要する。集中力が切れて弾かれるとかなり痛い…と、挫けそうになる理久だったが、ここが自分を許容できる分岐点だと悟る。これしきのことをやり遂げなければ…終わってしまうと。
一方の片儺木伊織は千手童子と戦っている。珍しく熱くなる伊織…それもその筈、かつての招き手の女の子をこの千手童子に殺されてしまったからだ
伊織はかつての相棒を語られ激昂する。隠形鬼を酷使して飲み込まれる寸前だ…と思ったら、彼の作戦だった
・破壊神マグちゃん
→宮薙流々ちゃん、太る。どすこい
・灼熱のニライカナイ
→嘘を具現化する能力ってこえー
・森林王者モリキング
→修行してない。
→感謝。だけど、謝罪。桐須真冬先生は唯我成幸に告白されてから、戸惑ったように返事をする。それはかつての教師と生徒の関係だからか?
そっけない返事をして成幸を傷つけたと真冬先生は心配していた。
そんなある休日、真冬の妹こと桐須美春と成幸が2人で外出するのを目撃する真冬先生。心配して損したとばかりに苛立っている
が、美春のもしものためにストーカーする真冬先生。2人をつけていると、完全にデートだこれと把握してしまう
スケートリンクで手を繋ぎながら滑る成幸と美春を、先生もスケートしながら話を聞いていた。実は、成幸は文化祭での花火のもっと前に桐須真冬先生に会っていたと言うのだ。
唯我成幸11歳。花火大会に彼は父ちゃんと逸れてしまっていた。そこへ高校生の桐須真冬が登場。一緒に探してくれたことを思い出す
その話を聞いて泣く美春ちゃん。真冬先生を諦めて別の恋に邁進するのもアリですよ、と成幸に急接近。
しかしそこは真冬先生、ドジっぷりを活かしてつけていたことがバレてしまう
しかし、桐須真冬にはどうしてもできないことがありそれを理由に付き合えないという。
・アンデッドアンラック
→安野雲(UNKNOWN)は、ジュイスにUMAオータムと自分のことを伝えてほしいという…が、連絡した瞬間断わられる…アンディと風子の特訓を。
兎にも角にも、未来の情報が最優先というリーダー。しかし、賭けに出ないとこの先の未来はないと言う安野雲。このメンバーになったのは、何回も時を繰り返したジュイスでさえも今までで一度もなかった。このメンバーが揃うのにどれだけ苦労したかは分かる、だが時に熟考は愚考にも劣るという…やつだと安野雲
そこへ風子とアンディが、安野雲が手書きで作ったエンブレムに向かって信じていい!と叫ぶ。こいつは体を張って助けてくれたことに変わりはないのだから
こうしてようやく、リーダーことジュイスから特訓の許可が降りた。アンディの過去を探る旅…というか特訓が始まる。
なぜそうなったかは、ヴィクトルとアンディの力の差は過去にあると思ったからだ。パパッとオータムの爪を描き具現化させる安野雲。これで引っ掻けば、アンディの過去に行ける…と思ったらとんでもない量の本になってしまった
いや、でもこんな本の中にどうやって入るのという疑問は当然持つ風子。そこで便利道具こと古代遺物(アーティファクト)の出番だ
・AGRAVITY BOYS
→ラブコメ開始(終了)。
・高校生家族
→デッサン
〈次号〉
ジャンプ51号(11/21(土) 発売)
新連載:SAKAMOTO DAYS
作者:鈴木祐斗
→ソリッドコメディアクション…ってあんま聞かないけど面白いん?
C:BUILD KING、マッシュル MASHLE、ブラッククローバー
→マッシュル MASHLEは1〜3巻までの重版御礼記念。