(週刊)漫画情報局

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サンデー46号

週刊少年サンデー46号(10/14(水)発売)

巻頭:葬送のフリーレン

C:ポンコツちゃん検証中、今際の国のアリス RETRY

増:君は008(4号連続増ページ)

はい。みなさんお疲れさまです。では、以下感想。

 

・葬送のフリーレン

→フリーレンvs.アウラ、決着。

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フリーレンはアウラが500年以上生きた大魔族であること、その一生を魔法の鍛錬に費やしたことを魔力から読み取っていた。「服従の天秤」という魔法は、天秤に互いの魂を乗せ、魔力の大きい方が相手を好きにできるという単純な魔法。

その魔法に魔族のアウラは、全魔力を費やしていた。なぜか。

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フリーレンがフランメ師匠に教えを乞うてた頃、魔族は何故魔力を制限しないのかという疑問を抱いていた。

 

師匠「できねぇのさ。」

魔族も、族というだけあって最低限の組織的な繋がりを持つ。その組織に必要なものは秩序…つまり上と下をはっきりとさせる事だ。

人間とは違い、魔族は魔力が強い奴が偉い。魔族が仮に魔力を落としたとしても、それだけで魔力がないやつと見られ地位は即刻剥奪される。つまり、魔力を制限するメリットなど魔族にはないのである。魔族は魔法を誇りに思い、誰よりも魔法が好きなのにその魔力を自由にすらできない。“哀れ”だ。

 

アウラは、フリーレンの魔力を完璧に観測していた。魔族もある程度一瞬ではあるが魔力制限ができるので、不安定さやぶれなどすぐにわかることができる。まるで魔力測定器である。

 

魔族が人間の言葉を使い、人を欺くように、魔力で魔族を欺く。皮肉なことに、大魔族アウラよりも短命だった勇者ヒンメルの方が、フリーレンの魔力の量を見破ることができた。いや、正確には見破るというよりも憶測だったが。それができたのは、人間は魔族よりも人間(エルフだが)を本能的に理解していたからかもしれない。

 

魔王城でおやすみ

→龍族の長の娘ことゼツランちゃんのファッションショー、開幕。タソガレのところへハロウィンを利用して、仮装して会う計画を練る。だが、サンドドラゴン判定士の判定は厳しい。おどりこでいいじゃん(いいじゃん)。

 

・MAJOR2nd

→大尾中の郷田早苗と眉村道塁、風林中学に合同練習しにくる。眉村道塁ちゃん、早速佐倉睦子と対戦。

もずくちゃんこと佐倉睦子は絶対に打たれたくない。これがラブコメ風野球ですか?

 

ポンコツちゃん検証中

→文化祭開幕。主人公の水戸要くんと雨坂凛のコント漫才はお昼頃に実施。それまではクラスの出し物を各自手伝うという流れ。

ちなみに今回の能力は「物を一体化させる能力」…嫌な予感しかしない。

 

古見さんは、コミュ症です。

→大闘争ヌマブクロブラザーズ SPECIAL

 

・MAO

→900年も前、水の術者こと真砂は屋敷から逃げようとしていた。同じ水を操るのが得意な不知火は師匠から真砂を逃すな、と言われていた。その理由は、大五が呪殺されてからは御降家を嫌っていたからだという。

 

しかし、真砂に真意を聞くと、五色堂に呼ばれたと言うのだ。

その後、摩緒が生贄というのも、誰ともわからない他の術者と殺し合うことも洗いざらい話した真砂。その時、大量の妖が出現。そこで華紋(朽縄)は反応する。心当たりがあるようだ。

 

・よふかしのうた

→おっさんの宴会。

 

・switch

→黒宮梨王のギラギラした感じを取り戻したい橘雷夢や赤羽太一。

やはり、マルくなってしまった黒宮では勝てないことを感じているチームメイト。どうにかして最強を最強のままチームに馴染ませたい。

 

君は008

ドグラ・マグラ、爆死を選ぶ。勝負あったか…と思いきや、でかい爆弾の処理が終わっていない。処理班、処理班ー!!

 

トニカクカワイイ

→トニカクチャバン

 

双亡亭壊すべし

→応尽の心臓云々の前に、鬼離田姉妹、応尽の攻撃を受け切る式神をやっと登場させる。その名も「タコハ童子」。この式神は描いた人がお人好しで念がなりにくい。

 

式神というものは、言うならば呪いなので結局は自分に返ってくる。思念体は自分の体から発せられたもの、戻りたがるのだ。

式神の攻撃には術者の殺意が乗っているが、それを応尽は気でいなす。すると前述したように発した本人に戻ってくるのでダメージを与えられるというもの。

…五頭応尽の攻撃がここにてようやく明かされる。…これは死亡フラグか?

 

・舞子さんちのまかないさん

→健太、うっかりうっかり。

 

天野めぐみはスキだらけ!

→進藤学、塾の下校時にへんなおじさんに拉致られる。

マクドでおじさんは、マニア向けの参考書を餌に、好きな女の子のことを根掘り葉掘り聞かれる。さて、この男の正体は…?

 

保安官エヴァンスの嘘

→オークレイちゃんカワイイ。プァー!!!

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あおざくら 防衛大学校物語

→松井常代ちゃん、近藤勇美に会いにくるも忙しすぎて、会う時間がない近藤。

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どうにかして近藤に会おうとする松井ちゃんだったが、近くにいた防大生の威圧感に押され逃げてしまう。

会えずに終わるかと思った矢先、沖田蒼司と出逢う。

 

・第九の波濤

→船の中での“ケガをしない。そしてさせない。”の回。これがこの章のテーマだろうか。

実習生の課業は、当直舷と作業舷の二つのグループに分けられるが、今回はなかなか荒れそうだなあ。

 

妖怪ギガ

→グッバイクロ。

 

十勝ひとりぼっち農園

→収穫祭の準備。青山剛昌先生とあだち充先生、襲来。横山園長、今更ながらラムカレーの味調整。そんなんで大丈夫か!?

 

〈次号〉

サンデー47号(10月21日(水)発売)

表紙&巻頭:葬送のフリーレン

C:MAJOR2nd、魔王城でおやすみ、MAO

増:君は008

→葬送のフリーレン、グラナト伯爵領編完結回。そこに佇む祈りの瞬間、フリーレンが見せる感情とは。