ジャンプ2号
週刊少年ジャンプ2号(12/14(月)発売)
巻頭:Dr.STONE
C:チェンソーマン、約束のネバーランド 特別番外編 母の決意
読み切り:ダダダダーン
→呪術廻戦、番外編…だが4コマ漫画。
→チェンソーマン、アニメ化決定(MAPPA)。続編はデンジが学生服を着ているので…学生編?
→凄腕精密機器の技師、ジョエルは小川杠に復活液をかけられて即復活!!
どんだけハードだろうが、プロとして受けた仕事なので限界まで調べさせてもらうと頼もしい限りだった…2秒前までは女子にモジモジしてたのに
さて、石神千空一行だったがアンデス山脈にぶち当たる。南米横断計画の天王山で難所がこの山脈だった。
追っ手のスタンリーだが、飛行機の修理がまもなく終わるという…これはヤバイが、アマゾン熱帯雨林まで辿り着ければ一面に広がる木で飛行機の爆撃も着陸も不可能だと言う千空
ふと見ると、Dr.チェルシーちゃんがまたも何か考えてる様子。アンデス山脈を越えれば確実に熱帯雨林が生い茂っていると保証する彼女に、何故そんなことがわかるのか問う
過程はこうだ。全人類が石化すると地球温暖化が収まる。南極の冷たい海流がせり上がってきてくる…所謂ラニーニャ現象である。
端的に言うと、南米で海水が冷えると地球の裏側の日本では雪が降る…らしい。
南米に上陸した際に、海辺まで砂漠化が進行していたのは海水が冷えていて蒸発しない…雨が降らないからだった
だが、アンデス山脈に区切られた内地は海の影響は受けないので密林だらけだとチェルシーちゃん。その後も彼女は色々とぶっ込んでいく
→黒の暴牛副団長ことナハトは、スペード王国の情報を握っていた。
降臨の儀を目論む漆黒の三極性(ダークトライアド)は、捕らえた黒の暴牛団長のヤミ・スケヒロと金色の夜明け団長、ウィリアム・ヴァンジャンスを生贄にしてクリフォトの樹という魔法の経路を降臨させようとしている
その儀式は、大きな魔法陣で構成され、1つは中心のクリフォト降臨の場…ここにヤミとヴァンジャンスは捕らわれている。残りの3つは発動者の漆黒の三極性で占められている。漆黒の三極性を全て倒し機能不全に追い込めば、クリフォトの降臨も開門も阻止できる…とナハトの旦那。
…策としては、反(アンチ)魔法でクリフォト自体を破壊することもあったが、ヤミとヴァンジャンスが死ぬ可能性があり確実性に欠ける。やはり、魔法陣外縁にいる三極性をぶっ叩く攻撃が1番確実だった。
メレオレオナ・ヴァーミリオンは、以前にナハト副団長と出会っていたことがあった。例のユルティム火山の温泉に入っていた彼女は、全裸でナハトの話に耳を傾ける…とりあえず服を着なさい。
ヤミとヴァンジャンスが攫われたことはどうでも良かったが、攫った奴らが強そうだったので興味を持ったメレオレオナ
修行の成果を試す絶好の相手を用意するとナハトから聞かされていたが…今、伝説と対峙している。
彼女は、すべてを燃やし尽くしにここまで来ていた…その手始めにこの伝説を斃すと意気込み全魔力を解放しはじめる
・マッシュル MASHLE
→マーチェット通りに遊びに来たマッシュ・バーンデッドたち。
みんなの私服を見たことがなかったフィン・エイムズだったが、ドット・バレットは遊びじゃねえ!と甲冑で来た。なんで!?
マッシュは友達と遊ぶのは初めてだからどんな格好をしたらいいか分からなかった…と言ってトレーニーで来た。なんで!?
2本線のシスコンことランス・クラウンは、普通の格好で来た…と思ったら妹のアンナがプリントされていたTシャツを下に着ていた。うわあ…
人数が揃ったので、マーチェット通りに出店している屋台に顔を出すマッシュ一行。くしゃみコアラのダーツをやるも…撃沈
次は、魔法使いには欠かせないという杖の新調をしに有名な杖の店に入るランス
魔法陣の中に入ると、その人物の魔力を感知して1番適した杖が呼び寄せられる。杖は魔力の出力装置であり、相性が良いと魔法も上手くなったりする
なぜ杖を変えようと思ったかだが、ランスは、マッシュが目指している神覚者候補の選抜試験が近く実施されるとの噂を耳にしたと言う。今年は無邪気な淵源(イノセント・ゼロ)の件もあり試験が早まったとも聞いていた
コインの数をもっても、マッシュやランスたちは選抜試験の受験資格を満たしているというが、その試験をパスすればあとは最終選考だけだとマッシュに話す。
マッシュは、杖の店の中にあった重すぎる杖を発見した。重すぎて誰も持つことが出来なかった杖らしいが…
→最高のエンターテイメントが開幕。
昔々、張間歐児という稀代の盗っ人がいた。現行制度が整備され始めた頃に似非ヒーローたちを標的に盗みを働き、盗った金品を市井にばら撒き世直しを訴えたという犯罪者である。
Mr.コンプレス(迫圧紘)は、両親から自分の家系は不正を暴かんとする正義の血が流れていると聞かされてきた
張間の孫で盗賊王の血を継ぐ彼は、頑張りすぎて顔面から血が吹き出しているベストジーニストの捕縛から、自分の身体を抉り逃れることに成功。死枯木弔やスピナー、荼毘(轟橙矢)を救出しこの場からの脱出を目論む。
・チェンソーマン(最終回)
→支配の悪魔、マキマを多種多様なメニューで喰らい尽くすデンジ。
公園のベンチにて、座っていた岸辺にマキマを全部食べたと報告する。彼らの周りにはたくさんの犬が集まっていた
デンジは腹から出てきたり便所から復活するかもしれないと危惧していたが、結局なんともなかった。
岸辺は疑問に思っていた…マキマには攻撃は通じないのにどうして殺すことができたのか。マキマに気付かれずに攻撃することは不可能であり、その仕組みがわからないと言うが…デンジは今までの会話とか敵の情報から察せたことがあった。
マキマは嗅覚…匂いで人物を判別していたと言うデンジ。悲しそうに…デンジ自身を見ることは無くチェンソーマンという悪魔しか見ていなかったと言った
そこに、ガキんちょが周りにいた犬と戯れたかったのかすぐ近くまで寄ってきた
こっちは極秘の話をしているからどっか行けと追い払うデンジ…だが噛み付かれてしまう。!?…この噛み方は…。
その子を家に連れて帰ることにしたデンジ。もう肉を食うのは懲り懲りだと、肉以外の食べたいものを訊ねると…食パンだった。
家に帰り、食パンを喰らい…寝床についたデンジ。その夜に彼はポチタと再び相見えることとなる
・僕とロボコ
・呪術廻戦
→釘崎野薔薇さん、コメダ通だった。
→新居に引っ越してきた桐須真冬と唯我成幸。愛していると言うと頭をグリグリと押し付けてくる桐須真冬…これは破壊力が凄い
そんな今日が結婚式当日だったが、現地入りまでまだ時間の余裕があった。が、その時計は壊れていたと気付く新郎新婦
法定速度を遵守しながら車をぶっ飛ばして会場に急ぐ真冬。式場に着いて出迎えてくれたのは、妹の美春や友達の天田千代子たちだった。
唯我家も総勢でお祝いに来ていた。母親の花枝や妹の水希、次妹の葉月や弟の和樹…だったが、水希はお兄ちゃんを取られてしまった…とガッカリ気味
桐須家も来ていた。妹の夏海、叔母の秋奈…そして、疎遠だった彼女の両親も
だが、結婚式という場には相応しくない懺悔が始まってしまった。
引っ込み思案だった真冬をフィギュアで厳しく躾けた理由は、1番輝くことができる未来が来ると信じていたから…と母。真冬が教師になると言って家を飛び出した時、自分たちも意固地になって理解してあげられなかった…と父。
でも、一日だって幸せを願わなかった日は無かったという両親の言葉に、桐須真冬は心を動かされる
こうして、唯我成幸と桐須真冬の結婚式が始まった。
・夜桜さんちの大作戦
→完全覚醒した祖父の夜桜万。これが開花という現象だと話し始める
ソメイニンが極限まで体を強化することにより花開く(発動する)能力であり、夜桜の血を持つ者だけが使うことができる。加えて、夜桜の当主だけが…生涯に一度だけ血の力を分け与えることができ、人は見た目や性格が様々だが、開花による能力も同様に様々だと言う夜桜万。
彼は元々脱獄王だったが、開花という覚醒によってその力が更に伸びる…つまり、物理的には通らないような隙間もすり抜けることができるように
これはソメイニンによって骨や細胞の流動性が増すからだと説明する夜桜万、すり抜ける力を弾先に込めることで、屋敷の地下深くに流れる水脈まで弾を貫通させてみせた。
説明し切った夜桜万は、危険でリスクも大きいが朝野太陽の開花能力をこじ開ける訓練を今すぐにでも始めるという…太陽は覚悟を決めておじいちゃんと……踊っていた。
なんでダンス!?と疑問だった朝野太陽、ではここでクイズです。熟したリンゴの周りにある果物はそのうちどうなるでしょうか?
答えは、その熟したリンゴが放出するガスにより他の果物を熟してしまうそう…これとそっくりな現象を起こすという生理活性物質(ホルモン)。
生理活性物質により、開花という能力は連鎖反応を引き出せるというおじいちゃんこと夜桜万、開花した自分の体が分泌する気化したソメイニンや体温、呼吸や心拍数…これらが太陽の体に共鳴し開花を促せるらしい…。
ある程度、ダンスを踊ったところで太陽の瞬発力や判断力が上がったと判断した夜桜万。彼は咄嗟に太陽や夜桜六美にシャレになっていない銃弾を撃ち始めた…!!
・破壊神マグちゃん
→宮薙流々のお母さんが、クリスマスに海外から帰ってくるという連絡が。
ならば、と彼女は手編みのマフラーをプレゼントしようとするが…男勝りの流々ちゃんの女子力が少々上がったようだ。
・アンデッドアンラック
→ヴィクトルとアンディ、ご対面。
出雲風子を消滅させるまで、あと数度まで追い詰めていたヴィクトル…彼が外に出るためには風子を殺さなければならない。
だがアンディ、外の自分がどう思っているかは知らないが、風子のおかげで彼は変わることができた。死の捉え方や未来への希望を学ぶことができたと言う彼は、風子という存在が絶対に必要であり絶対に死なせないと誓う
・高校生家族
→真面目という言葉を体現したかのような学級委員長、屋敷理子。
彼女はクラスの中に委員にも係にも入っていない人に何かしらの役割を与えようとする…一部の人しか頑張っていないとの難癖付きで。
・灼熱のニライカナイ
→唐突に姉ヶ島警察署に、海洋機動捜査隊の7課が来ることになっていた。
本格的に、海の教団の捜査をすることになりここ姉ヶ島署からも刑事課2人が捜査協力にあたるという
あれから…奥菜由香里の失踪から1週間、鮫島灼熱(ボイル)は葉村樹良と一緒に独自調査を行なっていた…と言っても、彼女の話を聞くだけだが。
彼女が話すどんな他愛無い話でも、必ず奥菜由香里の存在があった。海の底での異常な体験…海底遺跡…そして、神室洋介。これらの謎を解き明かすためには、もう一度海の底まで潜る必要がある。
さて、この姉ヶ島に幻の存在と噂されている海洋機動捜査隊の7課が来ると聞いて若干浮き立っている七瀬宇海
しかし、付近を航行中の旅客船「あねしま丸」が刃物を持った複数の男にシージャックされたとの連絡が入る。海上保安庁と連携して現場に向かえとのことだったが…
・森林王者モリキング
→ヘラクレスオオカブトは、カブトムシのモリキングに問う…何故俺たちはこの世に生まれたのだ…と。
虫が突然人の姿になる。まるで、神が気紛れで作ったような存在の自分たちに何をさせようとしているのか、それが知りたいという彼、ヘラクレス
昆虫はこの星の最多多種…対して人類は科学で文明を築いた生態系の頂点。両方の要素を掛け合わせた存在の…自分たちを生み出した地球の意図が最高の命を作り出すことだとしたら…
虫人類がこの星を支配した時に全て解るはずだ。それが地球王を志す理由だとヘラクレスオオカブト。
対するモリキングは、王は細かい事を気にしないと一刀両断。
命は永い時を経て無数に形を変えてきた…その全てが奇跡の連続で虫人類などほんの些細な事に過ぎない。
命はそれ自体が奇跡のような存在…何一つとして同じものはあり得ないというモリキングは、この生活を守ると誓う
命の数と同様に、幸せの形も無数にあるという彼は、その幸せはそれぞれが自ら掴み取らねば意味がない。その営みがこの世界を形作っていく…そんな人と虫の自由な世界を守る、それがモリキングの使命だ!!
・仄見える少年
→通っている学校の保健室にやってきた片儺木伊織たち。今日は保健の先生が休みだったので、鍵は神崎先生が持っている筈…つまり、彼はまだ校舎内のどっかにいる可能性が高い。
神崎を探しに校舎内を歩き回る伊織、そして彼を霊怪とか抜きで好きだと言ってべったりくっ付く小町つむぎ…なんかメンヘラ臭がするぜ…。その2人を後ろから眺めていた哀別理久。
しきりに上の方から嫌な雰囲気を感じていた彼女は、察知の力だけでなく誰もが持っている予感でも嫌な感じがしていた
学校の階段をひたすら上り、その階に辿り着いた伊織たちだったが、嫌な雰囲気の根源に近づくにつれて、ぼんやりと掴みどころの無かった形がクッキリと判るようになっていた。そこにいたのは、幾つもに重なっていた魍魎…だったが、グチャグチャに混ぜられていた。
片儺木伊織の危険を察知したのか、すかさず飛び出して魍魎を切り刻む小町つむぎ。伊織から達者な動きとの評価を受ける
霊怪もとい、たぬきモードになったつむぎは普通の姿に戻りたいと願っていたが、この姿でもどこか嬉しそうだった。
…そこに、千手童子の手が小町つむぎを捕らえて奥へ引き摺り込んでいく。
・AGRAVITY BOYS
→グリスロウ・クラコフスキーが生んでしまったのは、精神世界“おちんちん界”。
グリスロウがクリス・アーウィットが男の子(娘)だったと聞き…余りにもショックで気絶してしまったのだが…その時の強い想いが人の形に為った者、それがルストロだった。
彼はグリスロウに説明する。おちんちんには基本属性がある…この世界で重要なのは、己のおちんちんの属性を知る事だった!!
〈次号〉
ジャンプ3・4合併号(12/21(月)発売)
巻頭:ONE PIECE
C:マッシュル MASHLE、ぼくたちは勉強ができない
読み切り:炎眼のサイクロプス(作者:石川理武、宇佐崎しろ(アクタージュ act-age)、こちら葛飾区亀有公園前派出所
→ぼくたちは勉強ができない、クライマックスなので終わりだと思う。
チャンピオン2・3合併号
週刊少年チャンピオン2・3合併号
巻頭:弱虫ペダル
C:ヤンキーJKクズハナちゃん、魔界の主役は我々だ!、あっぱれ!浦安鉄筋家族
→鏑木一差vs.高田城、開戦。
この先にある3つの葛(つづら)折り、そのつづらのコーナー明けをゴールとするレースが始まった。
鏑木は、ラインを超えた瞬間に全速力で駆け抜ける。鋭い加速力で、まるで高田城が後ろに引っ張られていると錯覚させるほどの切れ味は、彼も認めざるを得なかった。
かつて、箱根学園のトップスプリンターの銅橋正清と互角に渡り合ったことがある鏑木一差、最初の1本目、3%の緩い勾配を全力で走る…が、高田城はこの斜度がスプリンターが最も得意とする条件だと知っていた…!!
さっき流れた汗は、単なる汗だったと煽りまくる鏑木に高田城、見せます本気を
腕を左右に振り回して進む…なのに速い!!スルスルと滑るみたいに加速して遂には鏑木に追いついてしまった
高田城は親切に説明してくれた。
自転車は足で漕ぐという固定観念がある。ダンシングと言われている走行方法は、通常荷重移動と足の力を使い行なっているが、自転車は傾きを推進力に変えて乗ることができる乗り物である
…とすれば、だ。積極的に傾きを与えてあげればもっと速くなる!!と高田城
名付けて“スケーティングダンシング”
後輪を左右に振り回し地面を削るように加速するこの技は、スピードスケートから着想を得たらしい。実は、自転車競技とスピードスケートの使用する筋肉は非常に似ていると得意げに知識を披露する。こいつはヤベェよ…
・魔入りました!入間くん
→鈴木入間、15歳。位階が5(ヘー)になった彼はこの位階に相応しい逞しい男になる…!!と意気込んでいた
そこへクロケル・ケロリがおはようございますと言いながら登場。魔界一キャワワなアクドルになってくださいと入間くんに強要してきた。
忘れていたが、収穫祭で入間くんはケロリを頼ったので大きなステージで踊るという約束が出来ていたのだった…ということで、一緒に連れてこられたシャックス・リード。なんで!?
デビューとは荒波に飛び込むようなもの…!とケロリの頭の中では既にリンディとイルミナティという女装した2人がデビューしていた
ケロリの事務所の協力と彼女の力があれば、2人は輝くことができる!と今にもデビューさせそうな勢いのケロリにリードくん、さっきから話が見えないと困惑気味。まあ当然だ、ケロリの正体を知っている人は少ないのだから…。
そこで、隠していた正体を見せる2人。リードの顔のパーツは吹っ飛んでいった
…で、本題に戻る。大きな舞台とは具体的に…と聞くとアクドルのくろむは、アクドルのアクドルによるアクドルのための大祭典、大武闘会(だいうんどうかい)が舞台だと告げる。
年末恒例のこの行事は、年に一度だけアクドルたちが汗と涙を流して成長を見せる祭り…まさにアクドルの大華道だが、全魔界中継される為絶対に無理だと言うリードくん
そんな場所で女装して映るとか…お婿に行けないよお!!と落ち込む彼だったが、くろむは切り札を用意していた。
・吸血鬼すぐ死ぬ
→範馬勇次郎の無駄使い。
・ヤンキーJKクズハナちゃん(既刊重版完了!!)
→第57回、茂手城高校の文化祭「清河祭」が開催された。目玉である服飾科1年生による課題制作発表ショーがまもなく始まる。
気合いを入れる早乙女穂高らチーム早乙女だったが、他の服飾科の生徒からは白い目で見られていた…まあ、気にすんなしと鶴橋円佳。
服飾科で自分たちの服を作っていた牛込優菜と鷹江花澄は、先に服装を全校生徒に披露しに行った。
ランウェイを一周してきた彼女らは、観客は服飾科の上級生だけじゃなく、父兄や他の科の人も沢山いたと言う
こうして、早乙女穂高たちの班の出番がまわってくる。先頭は虎寺碧、次に井達桜子、そして幼なじみの鶴橋円佳。
食品科の彼女がこのショーに出ることをクラスメイトは反対していたが、彼女がランウェイを歩いていると食品科の生徒が応援にきてくれていた
完全に予想外だったので、涙が込み上げてくる鶴橋さん。そこに、この発表ショーを利用して食品科の宣伝ができるように牛込さんや鷹江さんは、食品科が主催のレストランの案内が書かれている旗を持ってきた。これで、人手を取られていた食品科はチャラにしてくれるという…まあ万事解決となった
残すは、クズハナちゃんこと九頭竜華子だけになったが…果たして。
・ギャルの背後に霊がいる
→美術の授業。お互いの顔を描く課題だったが、ギャルJKことゆいなはひかりの顔を盛りまくって描いていた
来週はひかりが描くターンだが、ゆいなの背後霊ことレイコは期待の眼差しで彼女を見る…これは絶対に描いてもらいたい目ですわ、とキュンとしてしまった
だが描いて提出したら問題になってしまう…どうしようか悩むが…
・はぐれ勇者の異世界バイブル
→エロ漫画家だったスズキ、異世界に転生してまでエロ漫画を描くという出オチのような設定だが、彼は絶賛スランプ中だった。屋敷に篭ってばかりだと、また贄にされてしまう危険性があったユーリは、彼に外に出てはどうかと提案する。
で、外に出た2人。
ダウジン国の北側は魔物の巣窟なので魔障壁の補強をする必要があった。管理局の者が来て人集りができていたが、その者は大賢者ことシーンジャ様だった。
魔障壁の綻びを治し、魔物に襲われた子供の怪我を治癒したりと慈悲深さを極められておられるご様子。
まるで全盛期のように魔力が漲っていたユーリの師匠ことシーンジャ様だったが、彼の手には慈愛に溢れた例の書物が握られていた。
・うそつきアンドロイド
→ファミレスで女子会が開かれていた。
林間学校での遭難してしまった渡嘉敷ゆずと西表淳だったが、無事に生還。その遭難のきっかけを作ってしまったのは自分だと謝る桃里桃子。彼女はファッション雑誌の仕事をしているが、西表淳との関係は、恋のライバルではなくただの幼馴染だった
渡嘉敷ゆず、自分は嘘つきなのでいい子ではないと桃子に言うが、人は大なり小なり嘘をついて生きるものだと彼女。他人を傷つける嘘はアカンが、好きな人を想っての嘘は相手も許容できる範囲。
嘘をついているけど、西表淳のことを想う気持ちは嘘じゃないと見抜かれてしまった渡嘉敷ゆずは、桃里桃子と心が通じ合えたのか仲直りすることができた
が、彼女をつける怪しい影が忍び寄る。
・SHY
→黒球が欠けて、中からドス黒い霧状の物体が溢れて外の住人を怪物に変えてしまっていた。
黒球が壊れたことにより、外との通信が可能になったので通信するヒーローのシャイ。指輪も転身輪も関係なく、溢れ出た恐怖がトリガーとなり誰もがアマラリルクになり得る状態になっている。
逃げ回る敵組織、アマラリルクだったがウツロはこれを一刀両断。アマラリルクは瓦解し始めた。
・ハリガネサービスACE
→月聖学院のエース、叶瑠偉の過去。
叶瑠偉が得意とする、無意識の打ち…最初にやろうとしたプレーに対して相手も反応するので、まず大体決まってしまう
なぜそんな事ができるのか…それは、叶瑠偉が性同一性障害だったからだった
小さい頃から自分は男だと思っていた瑠偉は、髪を伸ばすのもスカートを穿かされるのも嫌いだった…男性器も大人になって生えてくると思っていたほどに女の体が心と合わなかった彼女。
そんな瑠偉は、やはり女の子だったので着物を着せられたりピアノを弾かされていた時があった…が、彼女には乖離状態が起きていた。もう1人の自分は男の子の格好をしていて(男そのものかもしれない)、女の自分を悉く否定してきた。限界に達すると、破壊衝動が起きて我に返った時にはもう手遅れだったという叶瑠偉は、理性を持たない凶暴な衝動をBEASTのBと名付けた。
つまり、叶瑠偉の中には2人いることになる。その仮面は分厚く、反応がずば抜けている金田進でさえも反応が遅れるほどだった
そんな中、下平鉋にボールが渡る。叶瑠偉のブロックを腕ごと弾き飛ばそうとするが、そこは月聖学院の古武術排球が炸裂。
人間は常に周囲の温度や湿度、傾きや匂いを感じ取りながら生きている…が、未知のものに遭遇したらまず近付かないし、反射的に手を引っ込めてしまう。これを応用した月聖学院の叶瑠偉は、下平鉋に未知の感触を与えることに成功。
この試合の第1セットは月聖学院が先取した
・あつまれ!ふしぎ研究部
→サンタ一本釣り。
・メイカさんは押しころせない
→第71回文化祭が開幕した。
九条芽衣香(メイカ)のクラスの出し物はメイド喫茶。メイカさんは珈琲を淹れたりする裏方のお仕事をしていた。高代 晃汰は買い出しの担当。肝心のメイドさんはというと、岡さんや津田沼さんが担当
ギャルいメイドさんこと津田沼麻実は居酒屋みたいな接客で顧客の心を掴む。こういうのでいいんだよ
・声がだせない少女は「彼女が優しすぎる」と思っている
→日影美花とかいう可愛い声のクラスメイトがいた。似合っていない声を出すのが嫌だという彼女は、本当の声を押し殺して自分に似合う低い声を作っていた。
そんな彼女を見て、声がだせない少女こと真白音は凄い…強い人という感想。自分に降りかかった問題を解決する姿勢は真白音には無かったからだ
で、体育祭が終わったので次は文化祭。心崎菊乃は、文化祭の出し物枠争奪戦に自分たちのクラスが負けたという報告を聞いていた
・六道の悪女たち
→天堂朱鷺貞に愚連無輪(グレムリン)をかける決心をする六道桃助。この愚連無輪は、人の悪意を消す事ができる陰陽の数珠である…チャンスは一度きり。
が、さっきまで未来予知で天堂が屈する予知を見た桜沙知代ことちよだったが…また予知が外れてしまう
思い当たる節があった。天堂は子供の頃からちよを見ていたので、ちよの表情から判断して行動を変えているのかも、と推測する。
とりあえず数珠こと愚連無輪を取り上げた天堂朱鷺貞に、伏兵椿(つばき)が突進。愚連無輪をかけることに成功した!
・もういっぽん!
→新生青葉西高校の柔道部。今年こそは優勝すんぞと、と自称インハイ出場請負人の南雲安奈や新戦力の姫野梢ちゃんたちが加わり団体戦を挑みに電車で移動中
そんな快活明朗な園田未知に、過去に金鷲旗で戦った福岡県の博多南高校が福岡のインターハイ予選を突破したとの報告が。こりゃ負けてらんないぜ!!
新所沢駅に到着した青葉西柔道部を待っていたのは、霞ヶ丘高校だった。こちらも生意気なメンバーが新加入していた
姫野紬お姉ちゃんの妹、姫野梢ちゃんはツインテールこと天音恵梨佳の孤高な雰囲気に憧れていたのか、氷浦永遠の後ろに隠れながらサインをねだる。
後から、聖条学園高校の柔道部も到着。九条真理愛お嬢さまは、あくまで埼玉は通過点といい、全国…日本一を目指す
そんな聖条学園にも進入部員が加入。
さらに紗山商業高校が到着。去年は人数が足りなくての個人戦の出場に留まっていたが、こちらも新世代が入り団体戦が出来ることに。
・ハートビートシャウト(短期集中連載)
花園麗は、助走で勢い余り前に転倒。ラインを超えてしまっていたので、これはファウルになる…記録が付かない。だが、彼女はこの助走、スピードが自分の武器だと自負する。
過去、トラックで100m走を走っていた彼女は、スタートダッシュは好調だったが…筋肉は最後までもたなかった
監督からフィールドに転向を言い渡されたのはそういう事情もあったのだろう…それを逃げと見る人も中にはいた。
そんな彼女を置き去りにするかの如く、県下無敗の女王の甘曽根すずは記録を伸ばし続ける。投擲2投目では、47mを記録。
対照的に花園麗は、タイミングが合わずに飛距離が伸びない。甘曽根すずに大口を叩いてしまった彼女は、勝利宣言を撤回した方がいいと言われるが…
・バキ道
→五連撃を喰らう関脇、獅子丸。
→嫌がらせが遍くすべての人々に効くとは限らない。
〈次号〉
チャンピオン4・5合併号
表紙:魔入りました!入間くん、魔界の主役は我々だ!
巻頭:魔界の主役は我々だ!
C:ギャルの背後に霊がいる、魔入りました!入間くん、弱虫ペダル
モーニング2・3合併号
週刊モーニング2・3合併号(12/10(木)発売)
表紙:宇宙兄弟(累計2,500万部突破)
新連載:アンメット -ある脳外科医の日記-
作者:小鹿ゆずる、大槻閑人
→モーニング6号の97話にて、200万部を超える売り上げを記録したあせとせっけんは完結します。
・アンメット -ある脳外科医の日記-(新連載)
→場所はアメリカのフィラデルフィア。そこの大学病院で働いていた三瓶友治という脳外科医がいた。
彼は仮眠室で鼠(ラット)を飼っていたが、ひょんなことから逃げてしまった。こいつが患者の点滴を齧ったそうで院長は超激怒
ちょうど良かったと言う彼は、即座に荷造りを始める。ずっと見たかったロッキー像を見ることができた彼は、日本へ帰国することになった
ここは、丘陵セントラル病院。内科、外科は全部で14科あり初期診療に必要な科は全て揃っている
そこの総合診療科で働いている川内ミヤビは、今日から新しく脳外科医の先生が来ると聞いていたので…ロマンスの香りがするとばかりに即座に化粧をし直す。身だしなみは大事よねえ…
彼女は、仮眠室に引越し業者がダンボールの山を積むのを見て何事かとドアを開けると…降ってきたよ、エリート医師が
ロマンスも糞もない出会いだったが、とりあえず降ってきた脳外科医こと三瓶友治から話を聞いてみる彼女。マンションには住んでいるのだが、帰らなくても済むように仮眠室で生活できるようにしたとのこと。さっきのダンボールの山は生活品かい!!
臨床と研究を両立させるには、どうしても時間が足りないという三瓶友治。因みに彼は、前の職場をクビになった原因のラットを仮眠室に持ち込んでいた
ラットに愛着があるのかと思いきや、人工的に脳梗塞を作ったラットに幹細胞を移植して効果を見るためだと言う
何も知らない彼に病院の中を説明するミヤビは、最後に救急救命室を案内する。今、この病院は人手が足りず診るのは主に軽症の患者のみ。じゃあ重症の患者さんは…と聞く間も無く他所に送るという彼女
そこへ、駅前で通行人が倒れたという電話が丘陵セントラル病院にかかってくる…どう聞いても重症者だったが、三瓶友治は勝手に電話を奪いここに運んでこいと伝える
さて、お手並み拝見といこうか…。
・宇宙兄弟
→南波六太(ムッタ)がシャロン月面天文台を完成させたニュース記事を見て満足そうな弟、日々人(ヒビト)。
さて、このポーズはなーんだ?天文台のアンテナ?日々人の頭?…近いかもしれない。
そんな日々人だったが、宇宙服を着るとパニック発作を起こしてしまうという発言が話題を呼んでいた。
ここまで波乱が広がったのは、日々人が人気すぎるのも1つの原因だという。眩しすぎるほどに影も黒く濃くなっていく…。その発言の反応は大半は擁護だったが、否定的な意見も出ていた。
・ハコヅメ 〜交番女子の逆襲〜
→今回の舞台は、町山警察署の警察宿舎。
山田武志の部屋に如月昌也と源誠二の巡査部長らが飲みに来ていた。が、その楽園は間も無く崩壊してしまう。何故なら松島部長がやってきたからだ
この松島巡査部長、源や藤聖子と同期生であり、身体能力に長けていたが頭の方も回転が速く藤部長の次席で卒業したという才女でもあった。藤聖子ちゃんのところに泊まりにきたけどまだ仕事中なので時間潰しにこっちに来たという。
土産話とばかりに、逮捕術特練員も兼務していると言う彼女…つまり、逮捕術に於いて彼女の右に出る者はそういないことになる。
彼女は絶賛女子力強化期間中だった。警棒で人をぶん殴る訓練をしている人間が女子力とな…?と源にツッコまれる松島ちゃん。この前も女子会をしたしー、とかつて如月がフッた本部捜査二課の玄田部長の話をし始める。
他にも、資産家が被害者の殺人事件の話などで盛り上がってしまった源たち。経験値がどんどん開いていくと焦る源誠二だったが、警察官の物差しで測るのではなく、自分の人生の物差しで測れと正論でぶん殴られてしまった
そこでようやく、藤聖子ちゃん登場。
・リエゾン -こどものこころ診療所-
→障害や生育歴(環境)により、加害者にも被害者にもなりうる…そういう患者たちと接する環境で働いている佐山クリニックの遠野志保。
彼女も発達障害だったが、ベビーカーをアパートの上階から突き落とした俊彦くんも、また同じ発達障害…彼はベビーカーの中を見てすらいなかった。
同じように、香川という女性も信号待ちをしていた小学生を道路に突き飛ばしてしまっていた。親が子に与える、また環境が与える影響というものは、自分たちが考えているよりも遥かに大きいことに気づくことができるのはどれくらいいるのだろうか…。
・ボールパークでつかまえて!
→千葉モーターサンズ監督の松戸忠大の名言タイムがやってきた。
正捕手に抜擢された川松選手、相手に内野ゴロを打たせた時に、全力で走り一塁へのカバーを欠かさないという。プロ野球では、送球が逸れるエラーなんて100回に1回だと言われているが…絶対それ以上やらかしている球団あるよね…どことは言わんが。
そんな松戸監督は、99回のムダを頑張れるヤツが好きだという名言を放つ。ルリコさんは即影響されてしまった…チョロいわあ
球場の控え室。ビールの売り子さんは、ビールを売りにいく前に声出しをやっているらしい。挨拶は基本!とばかりに大声で挨拶の練習をさせられるが、ムダなことなど無いと感化されてしまったルリコは、難なく挨拶をこなす。
そんな彼女は、いつも通りに観客にビールを振る舞う。が、お客さんの反応がいつもとは違うことに気づいてしまった!
・あせとせっけん(あと2話!)
→3月末、結婚式が迫っていた名取香太郎と麻子。前日には、退社時刻を合わせて式場に事前搬入へ行くことに。
ウェディングプランナー曰く、引き出物の個数も不備なく届いているという。香太郎にウェディングプランナーは問う…こういうことに慣れているだろ!?と。
仕事でも似たようなことをやると言う彼は、親しい人も招く大事な結婚式を生半可な気持ちでやるわけにはいかないと意気込んでいる。こいつは驚いた…この二人、非の打ち所がない!!
どんなに仲の良いカップルでも、片方だけしか打ち合わせに来られなかったり、マリッジブルーでモチベーションが下がることもあるが…この二人は完璧すぎる
最後に一つだけ、とウェディングプランナーは“自分自身を万全に整える”ことを二人に告げる。持ち物も体調も表情も万全な二人をこの式場で待っていると言って事前搬入は終わった。
こうして帰路に着いた二人は結婚式の直前準備に取り掛かる。が、麻子さんは結婚式の資料の中からヒラりと落ちたそれを見て血の気が引いていた…それは、花嫁専用の全身脱毛クーポン券だった
・この会社に好きな人がいます
→経理部の早川係長、企画部の染井くんの家で寝ていた。彼女は酔い潰れていて記憶が曖昧だ。何かしてしまったのではと焦る早川係長だったが、そこへ染井くんの母が水を持ってきてくれた…これは恥ずかしい(笑)
これ以上、お世話になることは避けたかった彼女は駅まで歩いて帰ることに。
夜だし暗いので…と、染井くんも送ってくれていたが、やはり何か余計なことを喋ってしまっていた。
・望郷太郎
→ヤープト村の独自のマーを創ったなら、それを流通させる必要がある…と舞鶴太郎。が、独自のマーを価値のあるものにしなければならない
そこで、太郎は祭司であるハッタの親父ことメルク祭司に謁見。塩や麦や肉と独自のマーを交換して欲しいと頼み込む…確実に交換できる保証が最優先だと太郎。
お金というものは古今東西、偉い人や物の印が入って信用を得ている…だから、独自のマーにも祭司の印が必要だった
当然、そんな独自のマーを使って暮らしは良くなるのか…?と問うメルク祭司。太郎曰く、マリョウに吸い取られる分のマーは無くすことができるらしい
それを聞いて、祭司は舞鶴太郎に賭けることにした…つまりは独自のマーの保証に成功したことになる。
さて、問題は独自のマーの製造と流通だった。製造は鉄売りのターラに頼むという太郎。流通は…徐々にヤープトマーに変わるのがベストだそうだが…そうだ!祭りを使おうということに。
予め、ヤープトマーを配っておき祭りの時だけ使っておけば、マリョウも口を出せないという
あとは祭りのどこで独自マーを使うかだった。
・猫奥
→姉小路と吉野との出会い。
悪評高い水戸藩主の徳川斉昭との肩を持っていることを咎められた姉小路は猫の吉野に慰められた。にゃーん
・ざんげ飯(出張掲載)
→残業中にハプニングに遭ってしまった村井くんと我孫子さん。気がついたら終電の時間が終わっていた…これは!チャンスと思った村井くん、タクシーで我孫子さんと一緒に帰宅
まあそうなるよなあ…そう上手くはいかないと落ち込んでいたらまたしてもハプニングが。こうして我孫子さんを家に誘い込むことに成功した
・CITY
→別れ。
〈次号〉
モーニング4・5号(12/24(木)発売)
新連載:(非公開)←なんで!?
作者:清水栄一、下口智裕(前作:ULTRAMAN)
→きのう何食べた?、載ります。
ヤンジャン2号
週刊ヤングジャンプ2号(12/10(木)発売)
巻頭:ゴールデンカムイ
C:BUNGO、少年のアビス
特別読み切り:あなたへの日記、エースキラー
→攫われたアシリパを追い、杉元佐一、白石由竹そして海賊の房太郎はビール瓶(宣伝カー)に乗って爆走する。逃げる蒸気ポンプ車とその周りを囲っている消防組を追うことに
が、受けたダメージが大きすぎたのか出血が酷く目が霞む房太郎。安全運転もなにもあったもんじゃない
これが、王者になる男の勇姿だ…と、白石に言うが、消防組に変装した兵士たちがこっちに向き直り撃ち殺さんとする勢いである。銃弾を避けるため、杉元たちが乗っていたビール瓶は民家があろうがお構いなしに突っ込んでいく
敵の銃弾を避けながら進み、もう少しで追いつけそうだったが、相手の鶴見中尉(篤四郎)も追っ手を撒けるように馬を分散させた。どの馬にアシリパさんが乗っているのか分からない…。
たぶん、足の速い馬にアシリパさんを乗せていると分析する房太郎。土方歳三が他の馬を追ってくれたので、杉元らは蒸気ポンプ車を追うことに…が、彼らの選択は誤りだった。
→白銀御行たちはついに最終学年である3年生になった。石上優、伊井野ミコは2年生に進級。これが最終章となる
去年までは、白銀会長と四宮かぐやは別のクラスであり、主に生徒会室の中で展開されていた物語は幅を広げることとなった
3年A組は、四宮かぐや、早坂愛、柏木渚や四条眞姫、巨瀬エリカと紀かれんのマスメディア部のお二人も同じクラスに。そして、最後に現れたのは…
・かぐや様を語りたい
→そんなはずないって思い込みをもう一度見直そう。そこが案外穴かもしれない
・僕、いますよ。
→やり過ぎた街頭パフォーマンスのせいで、2日間も警察のお世話になっていた戸川市役所の職員、山田一郎。
彼の母は、その話を耳にするや否や、一目散に家を飛び出していった。丁度、彼が警察から解放されていたところに一郎の母ちゃんが到着
頭に血が上っていたので側に突っ立っていた警察官に噛み付いた!税金を毟り取るわりには、何か喋っても良さそうなのに…無言。が、皮肉にも市役所職員の山田一郎も同じ税金で賄われている
そんな戸川市役所にて、11年ぶりに再会した前市長の倉本とダイヤモンド社の光。会議室では、他にも内閣府の木村さんや国交省の高山さん、そして現・戸川市長の近藤というお偉いさんたちが集まり、格式高い会議が開かれようとしていた
そこへ呼ばれた、自力発電計画の事業責任者の山田一郎。
早速、話は自力発電計画へ。現総理大臣の菅田総理は強い地方自治体、CO2の削減を目指している。総理及び政府は、戸川市の自力発電計画を実験的な意味を兼ねて後押しすると閣議決定した。
つまり…500億円という規模の補助金が予定されることに。ダイヤモンド社の光社長もオブザーバーとして協力してくれることとなった
山田一郎は改めて驚く。大きい事業はこういう人間が集まって初めて動き出すということに。
そしてとある夜、陽炎という高級料亭で山田一郎は前倉本市長、ダイヤモンド社の光社長と一緒の席で夕食をご馳走になっていた
再生エネルギーの中で、ソーラー発電はかなり効率が悪いという倉本。電力として使えるのは総発電能力の15〜25%という…それは、天候に左右されるからだ
最初の発電所は、ゴルフ場を使用したメガソーラー発電。その工事を引き受けるのは…山田一郎、お前だ。
…だったが、彼はまだ具体的事業の内容を纏められないでいた。
・推しの子
→トングちゃんこと、黒川あかねは自分が主体となり作ったという炎上鎮火動画をSNSに投下する。仲直りや仲の良さを強調したその動画により、炎上の勢いはある程度押し殺された
まあ…一度炎上してしまったら解決方法など無いので、これは成功の部類と言っていいだろう。
そのあかねは、次の収録から復帰する見立てが立ったのだそう…とりあえず一安心。
だが、素の自分で出演し叩かれてしまったあかねにキャラ付けをした方が良いという星野アクア(愛久愛海)。何かしら演じていたらその役が鎧となり自分を守護(まも)ってくれる
恋愛リアリティショーは、できるだけ素の自分を曝け出す番組だったがそれとは真逆の行動だった。
それだけに限らず、キャラ付けという行為は、社交術にも有効だという星野アクア。彼自身がマトリョーシカのように何重にも重なる鎧を纏っているので、妙に説得力があった。
そこで、どんな役を演じるか…の参考に、アクアの理想の女性像を訊く他の恋愛リアリティショーの出演者たち。
顔の良い女(最悪!)、太陽みたいな笑顔、完璧なパフォーマンス、魅力的な言動や吸い寄せられる天性の瞳。
それって、アイドルグループB小町の星野アイじゃね!?と、あっさり生みの親を当てられてしまった
トングちゃんこと黒川あかねは相変わらず、ふんふん…!とメモりまくる。が、いくらメモっても天賦の才を持っていたアイの真似など誰にもできないとさほど気にしなかった星野アクア。
その後、国立国会図書館まで足を運んだあかねは、過去のアーカイブから徹底的にB小町のアイの資料を集めまくっていた…すべては、自分のために動画を作ってくれた星野アクアのために…。
・君のことが大大大大大好きな100人の彼女
→美杉美々美(うつくしすぎみみみ)という先輩が愛城恋太郎の10人目の彼女になってしまった…!!!
恋太郎の周りに集(すだ)く他の彼女たちを見ていたら、全員とても美しいじゃない!!と気付いてしまった美々美先輩…彼女はふとした瞬間、普段から彼女たちは恋太郎とチューをしていることを聞いてしまう。
一度は耳にした事をある人は多いだろうが、これらの正体は美しさに欠かすことができないホルモンたちである。
…そう。恋人とのキスは美容には欠かす事ができないホルモンを生産しまくってくれる…つまり!!みんなで恋太郎とキスをしまくろうと提案する美々美先輩。そこへ薬膳楠莉が都合よく持っていた、さらにキスがすんごい気持ちよくなるリップという秘密道具が登場。媚薬じゃねーか!!!
で、恋太郎とキスをしまくる彼女らだったが…ひんでー絵面だなあ
・貧々福々ナズナさま!
→一色孝雄や中野加奈は、コスプレ撮影会に渾身のコスプレ姿を披露しに
ナズナ様の福音を奪うことが目的だという黒幕も撮る側にて参戦していた…名は悠太。彼は、今回はヒナゲシたちの事は忘れて純粋に写真の撮影をしに来ていた
孝雄や加奈の前まできて、やっとシャッターチャンスがキタ━━(゚∀゚)━━!!!
と思ったら…不幸にもヒナゲシの妨害が入ってしまう
・BUNGO
→静央vs.砂南、開戦。
静央シニアの流山シニアに次ぐ優勝候補の評価は伊達じゃないと言う砂南シニアの主戦(エース)の中川剣。彼は日本代表にも選出されているが、かなり屈強な精神の持ち主である。
彼曰く、最大値を出せることができるなら別に負けてもいいという。事実は受け入れて試合に臨み、その上で自分たちに出来ることを最大限頑張るのが中川剣のモットーだ
まずは、静央の先頭打者で正捕手の袴田浩との対決になる
そんな裏では、横浜第一高校スカウトの荒深大輔が石浜文吾、野田幸雄、袴田浩の獲得に向けて動き出していた。
・久保さんは僕を許さない
→久保渚咲、珈琲を飲めるようになったとお姉ちゃんの明菜に言うも驚かれちゃった…。
・九龍ジェネリックロマンス
→旺来地産に勤務する工藤発。彼は昼休みの時間帯は、おじいちゃんらと麻雀を嗜み時間を潰していた…が、そこへ鯨井令子がお邪魔する
この時間はいつもミシンのネーチャンこと、楊明と一緒だろ!?と言う彼に今日は休みだったので工藤発と一緒に水ギョーザを食べに行こうと誘いに来たらしい
鯨井は、おじいちゃんグループにいつもいる元気な陳さんがいない事に気付いた…珍しく無断欠席だそうだ。その陳さんだが…同時刻、蛇沼みゆきとご対面していた。
何故そんなことをしているかというと、偶然にも蛇沼がもう1人の陳さんを見つけたので今から実験をするという。そこへ電話がかかってきた…準備ができたので実験開始だ。
まず、1人目の陳さんは今、蛇沼みゆきの前に座っている。一刻も早く他のおじいちゃん達と麻雀をやりたいと喚いていた
もう1人の陳さんは、蛇沼の部下がこの九龍の敷地内に今から入れるという…そして電話が繋がったまま経過を聞く蛇沼みゆき。敷地に入れた瞬間、蛇沼は驚愕した。目の前であんだけ喚いてうるさかった陳さんの反応がパッタリと途絶えてしまったからだ。
彼は、電話先の部下に陳さんに謝礼金を渡して返すよう命じる。これは完全に想定外だと漏らす蛇沼は、工藤発にも目をつけていた…日本にある旺来地産にも問い合わせ中だというが…。
退社時刻になり、旺来地産を閉める工藤発と鯨井令子。なかなか帰ってこない陳さんの心配をする彼女を冷たく遇らうかのように、死んだんじゃねーか、と縁起でもないことを言い始めた。
鯨井に、本当はもう知っているんだろ?と聞く工藤。彼女は、少し前に偶然出会ったグエン(金魚茶館のボーイ)から鯨井令子はこの世に存在しないと聞かされていたからだ。
それを聞き、さも不気味に笑い始める工藤発…ここで物語は急加速し始める。
・少年のアビス
→幼馴染のチャコ(朔子)と一緒に、隣町のマイタウンモールでデートをすることになった黒瀬令児。
彼は母親と一緒に寝た時に、チャコが今受験勉強真っ只中で不安定なので支えたいと心境を話す。と言っても、勉強で支えるのではなくこの町の危険人物こと似非森浩作から彼女を守るためだった
チャコが東京の大学に行くまでは…それまでは死ぬことができない。それが終わったら…一緒に逝こう。
バス停で待っていた令児は、珍しく遅刻してきたチャコの理由が判った気がした。こんなデートコーデ姿の彼女は見たことが無かったからだ
マイタウンモールに到着した2人は、本屋で目的の本を見つけたりクッション品を選んだり、フードコートで昼食を堪能する…そして時刻は午後3時。
思っていたより早めに事が済んでしまった2人は時間が余ってしまったので、近くにあったネットカフェに入っていく。初めてネットカフェに来たという令児だったが、チャコに完全個室へ連れて行かれた
だが、チャコは部屋に入ると令児と疑い合う関係から卒業したい…と突然服を脱ぎ始めた。完全に不意を突かれた令児は帰ろうとするが…。
・あなたへの日記(特別読み切り)
→仲良し女子高生2人組のリンゴとチトセ。リンゴたちが通っている高校は帰宅部が廃止となり、帰宅部のリンゴは今週中に部活動を決めなければならなくなっていた
放課後に浜辺を歩いていたリンゴとチトセ。チトセは美術部に入っていた…サボってるけどね。だから部活に入るのも悪くないと諭すが…
リンゴ曰く、強制されると抗いたくなる…自由とはそういうもんだとか語ってたら、何やら光っている物体を発見
駆け寄っていく2人が海水から拾い上げた物…それは瓶だった。が、中にはペンと手帳が封入されている。手帳を開いてみると、なんとリンゴにそっくりな人の写真があった。
次の日、学校にて手帳の中身を調べるリンゴ。だが、日記帳が古すぎるのか解読するのもやっとだった。
・可愛いそうにね、元気くん
→彼、彼女らの願いは“普通になりたい”だった。
・MOMO -the blood taker-
→ぬいぐるみ(人形)使いの吸血鬼レーリンと遭遇してしまった、使い魔ダンテと真性ロリコンのジル。彼女はオルロックと同じグレゴリの吸血鬼だ。
座らないとお茶会が始められない!!と、キモカワなぬいぐるみが一斉に襲いかかってきた…これがレーリンの血影装だとぬいぐるみを片っ端から切り裂いていくジルだったが、幾ら切り裂いても彼女の血で再生してしまう
普通、モロイやヴァンパイアには人であった頃の記憶や経験が残っているものであり、体の僅かな揺れや瞳の動きなど相手から攻撃を受ける際に迷いや反射の条件が必ずある。
…が、こいつらはぬいぐるみなのでこちらに向かってくることへの一切の躊躇がないと警戒するジル。
可愛いものは強いので正義!!
そんな可愛いものに囲まれて愛されている自分が1番可愛いとぬかす吸血鬼レーリンに、ロリコンおじさんことジルは一切の高潔さが感じられないと返答。さらに彼女は精神が幼稚すぎる…と加える。
傀儡を盾にして、自分を汚すこと無くすべてを手に入れようとするその姿勢こそが醜悪そのもので、そんな彼女の可愛らしさもすべてが紛いものだと言う…が、説得力ありすぎィ!
・エースキラー(特別読み切り)
→桜西高校の主将、四季島ハルは英星学園の絶対的エースの殿村陽一に噛み付いていた。勝負事になると、どんな相手や事でも闘争心を爆発させてしまうという究極の負けず嫌い。
だが、放ったシュートはエアボール。相手の殿村は、スリーポイント(3P)ラインから楽々と得点を稼いでいた。
結果はボロ負け。これが引退試合となってしまった四季島ハル。と、そこに謎の美女が彼に声をかけに来た。
が、今日の彼のプレーは相手のエースの殿村と比べものにならないと言われる
入らないシュートを連発し、下手なドリブルで強引に切り込もうとして奪われてカウンター。対して殿村は、高いシュート精度とドリブルスキルで得点を量産。そこで彼女は、彼を勝たせてあげようと持ちかける
彼女の正体は国内プロバスケリーグのヘッドコーチ、曳舟さくらである。
4年後でも、やはり殿村はプロチームで活躍していた。教えてやろう…ヘタクソの使い道を!!とばかりに彼女は、四季島ハルを試合にぶち込んできた!!
・スナックバス江
→まずは、友達の定義からはじめようか…。
〈次号〉
ヤンジャン3号(12/17(木)発売)
新連載:青年少女よ、春を貪れ。
作者:山田シロ彦(前作:凛とチア。)
C:MOMO -the blood taker-、君のことが大大大大大好きな100人の彼女
特別読み切り:戦国の天気予報士(作者:若井優介、中永圭信)
サンデー2・3合併号
週刊少年サンデー2・3合併号(12/9(水)発売)
巻頭:魔王城でおやすみ
増:君は008
→勇者アカツキの雷攻撃を受けて負けてしまった十傑で海神のポセイドン。勇者のやつ…前回より強くなってやがったぜえ…。
そんな感じで荒れていたポセイドンだったが、囚われの姫ことスヤリス姫に元気がないことを察されてしまう
・葬送のフリーレン
→北側諸国のバンデ森林に入ったフリーレン一行。この森を抜けたところにある村の商人で、装飾品店を営んでいる人の馬車に乗せてもらっていた。
装飾品ねえ…とフェルンの方をチラリと見るフリーレンは、彼女が腕にブレスレットを纏っているのをこの時初めて知る。シュタルクからの誕生日プレゼントだったが、フェルンの顔色を窺いながらのブレスレット選び。生きた心地がしなかったというシュタルク…よくやったよ
そういえば同じデザインの指輪を持っていたというフリーレンは、なにやら鞄の中をごちゃごちゃと掻き回し始めた。整理整頓をしなさい。
が突然、隙あり!とばかりに鳥型の魔物が馬車を捕らえて上空へ。この魔物は狡猾で魔力を隠すのが上手いらしい…まあこの魔物はそれほど脅威ではない。問題はどう地上へ降りるかだった
フリーレンは、空という領域は40程年前までは魔族と魔物の独壇場だったと説明しはじめた。今、人類が使っている飛行魔法は魔族の魔法術式をそのまま転用している…つまりは原理がわからないので応用も効かないらしい
応用が効かないので、自分より大きいものは僅かな時間しか飛ばすことができない…ということで、フリーレンは宝石商を、フェルンはザインを連れて飛び降りようと提案するフリーレン
ちょ、俺は!?とビビるシュタルクだったが、彼女曰く、かつての戦士ことアイゼンはどんな高さから落ちても無傷だったので大丈夫。…じゃねーよ
そこで、フェルンが地面に衝突する前に馬車を浮かせてはどうかという提案。対してフリーレンは自由落下を相殺できないと死んでしまうとかいう、エレベーター問題みたいな事を言い始めた。
そうこうしているうちに、この鳥型の魔物は、獲物を叩きつけて狩りをするタイプだとザイン。いつ馬車が粉々になるか分からない…悠長に考えている時間など無かった
考えすぎるのもあれだとばかりに、馬車から飛び出したフリーレンは鳥型の魔物をあっさりと魔力で殺してしまった…いきなりかよ!!そのまま落ちていく馬車と乗員たち。が、幸運なこと全員無事だった
馬車だけが大破してしまったので、それを修理するザインたち。馬車の修理は季節が変わるほどの時間を要した。
一方のフリーレンは、落下の衝撃で壊れてしまった馬車の中にあった、かつての勇者ヒンメルから貰った指輪を無くしていた
・MAO
→獣を宿す呪いをかけられる加神家の次男こと加神双馬は、突然自宅へ飛ばされていた。とりあえず家の中を探し回る双馬、しかし弟の三馬や四津馬の姿、さらには殺されたお婆さまの姿も消えていた。
そこへ捜し物はこれか?と摩緒の兄弟子の白眉が現れる。そこに握られていたものは加神家の家宝と謳われていた獣の巻物だった。
違う、そうじゃない。と白眉。昔、とある家の宝物殿が燃えた時、白眉は何人かの弟弟子(おとうとでし)に宝物を燃やさないように運び出させたという…が、中には宝物を持ち逃げした輩もいた。それが加神家のご先祖だったと白眉。
しかし、白眉は驚いていた。
普通、この巻物を使うと大概の人間は巻物の邪気に喰い滅ぼされるところなのだが…何故か加神家には耐性がある人物がいるという…因みに、兄上は耐えられなかった
お前はどうなんだ…双馬と言い放つ白眉、獣の巻物を開いてしまった。
→帰黒、双亡亭への爆撃を防ぐために全て受け止めると言う。
ここが爆撃されると、その爆風が母星と繋がり敵が大量にやってくる…それを阻止するため、そして妹の真琴を護るために凧葉青一は奮闘する…が、やっぱり敵は強かった
・MAJOR2nd
→風林大尾野球部のグループLINEに、清水大河の本業(美容師)が忙しいのと天気が怪しいので中止に、とメッセージが…。
んじゃ、と気晴らしに関取星蘭と一緒に大型ショッピングモールへ出かける佐倉睦子。が、なぜか椛島アニータと藤井千里に出くわしてしまう。考えることはみんな一緒だなー
そこでTULLY'S COFFEEにて、急遽女子会が開催されることに。勿論議題は、部内恋愛…って、なんの漫画だこれ
中学の部活で恋愛なんていいのかな…と訊ねる睦子に対し、千里ちゃんは個人の自由だと答える。対してアニータは、今の風林中学は上を目指しているため恋愛なんてしている暇などない!とNG。
モチベーションになる片想いならまだしも、告るとか付き合うとかになったらまた別の話。ここまでくると、却って野球をすることへの障害になってしまう…と椛島アニータ。
こうして、女子会は昼前に解散。1人で勝手に焦っていた睦子に、アニータの言葉が刺さっていた。
→衿無エイニ、彼はドグラ・マグラだが明石エイトには特別な感情を抱いていたはずだった…彼が中野高校の生徒と知るまでは。
城戸あやめがエイニと対峙、相手の得意技とする針攻撃は、まるでエイニが可愛がっていたハリネズミを思わせる攻撃だ
彼女は、躱しながら器用に戦っていたが衿無エイニは想像以上の強さだった…これでは明石エイトはやられてしまう。そう判断した彼女はエイニを自らの手で抹殺しようとする…が!その時、小鈴ルルスが飛び出してきた!!
彼女もドグラ・マグラだが、衿無エイニに助太刀しようとしたのではなく、単純に同級生同士が殺し合うのは嫌だという純粋な動機だった…つまり、ドグラ・マグラにも悪いヤツばかりではないということ…なのか?
衿無エイニを虐めていたクラスメイトを先に抹殺しようと攻撃先を変えた彼は、明石エイトを自慢の爪で串刺しにしてしまう…勝負あったか!?と思ったらそれは虚像。D・V・P(ディメンション・バーチャル・プロジェクター)という、中野機関のガジェットだった
その隙を突いて、学校の設備である消化ホースを使いエイニを捕縛することに成功したエイト、戦う前と変わらず…友人として話し合いたいと告げる
日常は続かない、もう終わってしまったものと考える衿無エイニと日常を続けるために戦う明石エイト。だから彼らは本気で戦える!!
・よふかしのうた
→七草ナズナは本田カブラの眷属なのか!?…違う。じゃあカブラはナズナの眷属なのか!?…これも違う。
ナズナちゃんがカブラを好きになったこともカブラが歳下になったこともない。つまりは眷属関係では無かった
じゃあどういう関係だよ!という夜守コウとナズナの2人をあの部屋へ連れて行くことにするカブラ。入ってみると、特になんのことはない普通の病室だった
ここで復習がてら、カブラはナズナたちに問う
吸血鬼は人間だった時の記憶を失くしていくことは…まあ知っている。それに加えて、血を吸ったら相手の感情や思考がなんとなく判る…これも知っている。そこで、カブラはナズナに輸血パックを放り投げた
そこに入っているのは、本田カブラが吸血鬼になる前の血だった。それを飲めばカブラの記憶が再生されるらしいのだが…トマトジュースみたいに飲みやすいといいなあ
再生された過去の記憶。そこには白衣の天使・ナース姿の七草ナズナがいた。そしてベッドに横たわっているのは、とても体が弱い本田カブラだった。
→牛丼屋をバカにするな。
・舞子さんちのまかないさん
→代打(ピンチヒッター)、登場。
→総短艇、それは有事の際に迅速にカッターを出艇できるように備える訓練である。
つまり、如何なる状況でも…それが食事の時でもトイレで踏ん張っている時も…慌てず粛々と対応ができるようにしなければならない。これは海上自衛隊の「精強即応」の精神に通じるという
号令がかかり次第、カッターの準備をして沖のブイを回り戻ってくるという訓練。それは、溺れている人を救助して戻ってくることを想定している。そして、この訓練では他の短艇と順位をつけて学生を競い合わせるという
主人公の近藤勇美や沖田蒼司は、一大隊。この前のカッター競技会で優勝していたので絶対に負けない自信があった…が、蓋を開けてみれば大敗北。優等生の伊東天志率いる三大隊の圧勝だった
確かに、金クルーを獲った時とは状況が違う。陸上や航空のメンバーが抜けて海上だけになっていたからだ
それからも、講義を受けているときも、掃除をしているときも寝ているときも総短艇を用意しろとの号令がかかり疲労困憊の近藤たち一大隊。
…が、近藤勇美は別のところを危惧していた。チームで話し合いを重ねているのにも関わらず、順位が一向に上がらない。反対に三大隊はずっと強いままだった…。
・ポンコツちゃん検証中
→隕石が墜ちてくるまで、あと5ヶ月。
今回の能力は、自転車で空を翔けることができる素晴らしい能力だった。
が、補助輪なしでは自転車に乗れなかった夢咲舞落(ひらり)。これではこの能力を活かすことができない
高校生まで乗れなかった自転車を乗れるようになるのは、やはり一朝一夕ではいかない。水戸要まるで補助輪のようにサポートに回り、自転車に乗れるように練習する彼女だったが…
・switch
→橘雷夢があまりにポンコツなので、七澤桃馬を使う桜仙高校。
兄の七澤蒼馬を追ってきた桃馬は、スピードも高さもテクニックもすべて兄には敵わなかった。が、その兄との1対1の中で磨いてきた緩急、そしてフェイク…それらの技術は、実践を経ることにより更に進化していく。
多彩なフェイント、持ち前の緩急により相手DFを置き去りにしてしまう程の技術力を得た桃馬。そんな成長を遂げた桃馬の前に立ちはだかるのは、やはり兄こと蒼馬だった。
打点が高いので通常はブロックされることがないというフローター。弟の桃馬は、そんなフローターを使いゴールを狙う。兄を躱すためでもあったが…まるでバレーのスパイクのように弾き返す兄こと蒼馬…やはり一筋縄ではいかない。まるで巨大な壁だ
→カール・ザ・ジェネラルキッドという半年前に死んだと言われている賞金首の情報をフィービー・オークレイに渡すエルモア・エヴァンス
こいつが実は生きているという情報だけを持っていたエヴァンスだったが、既にオークレイはその情報をご存知だった。新情報を探していたという彼女は、やっと聞けると大喜び。しかしエヴァンスはそれ以上は知らなかった
ならば!とエヴァンスは頭をこねくり回して新情報を生み出そうとしていた…!!
粘れば、奇跡は生み出される…かもしれない
→星泉高校の女子剣道部は、あと残り1ヶ月を切った全国大会に向けて練習に励んでいた。
一方の進藤学は、塾での難関大学受験コースにて、東大模試(記述式の模試)の結果が返却されていた…が、判定は微妙なところ。いや、もうすぐ志望校を同じ東京大学に切り替えた巻島良太に追いつかれそうな勢い…。
これはマズイと感じた学は、同じく東大志望のギャルこと藤代雪姫乃の模試の結果を見て撃沈。これが地頭の差なのか…と落ち込んでしまうが…。
・第九の波濤
→うー、マンボウ!!
はい。マンボウの謎が最近分かってきたという魚類学の野副潤一郎准教授。バイオロギングという、小型カメラの発信機を動物につけて行動を調査すると説明する海老原湊。そのバイオロギングの調査で、マンボウは表層から水深800mまでを行き来していることが分かったらしい。
マンボウを揚げたら、鮮度が落ちると不味くなるためその場で消費されると准教授。肝は絶品で味噌と和えて食べられているというが…マンボウ食べたことある人います?美味しいのかな…
・妖怪ギガ
→いつまで…こんな暮らしが続くのか。平和でいい生活じゃないか
→フードバレーとかちマラソンとかいうハーフマラソンまで残り2週間。
世間体を気にしまくっていた横山裕二園長は、その世間体を利用して自分に鞭を打ちながらマラソンの練習。だが、負のパワーを利用すると却って反動も大きかったりする
…等身大で頑張ってください、園長さん
〈次号〉
サンデー4・5合併号(12/23(水)発売)
巻頭:葬送のフリーレン
→フリーレン一行の旅は、新たな地へ。
→名探偵コナン ゼロの日常、最新話掲載
マガジン2・3合併号
週刊少年マガジン2・3合併号(12/9(水)発売)
新連載:恋か魔法かわからない!
作者:内山敦司(前作:世界か彼女か選べない)
C:生徒会役員共、シャングリラ・フロンティア
→ヒットマン、今回も入れてあと7話で打ち切り。
・恋か魔法かわからない!(新連載)
→私立青龍魔法学園。
魔法を正しく使い、社会に貢献する魔法使いを育てる由緒正しく歴史のある魔法学園。魔法の才能溢れる学生たちの学び場である。
その最下層のクラス「ひよこ組(キューケン)」の中に、更に最下層がいた。名前は宮前魁斗。魔法実技や薬学、そのほか諸々0点を取ってしまう天才だった。
彼は、授業態度は誰よりも真面目だったが、魔法は今まで発現したことがないという…この学園に入れるのだから魔法は何かしら使えるはずだったが。
やはり、魔法が使えないということは色々とマズイので、色々と噂が立ってしまう…裏口で入学できた、魔法でハーレムを作るみたいなど、悪い噂はクラス中に広がっていた
力技で魔法が使えないかどうか宮前魁斗は試していた。咄嗟に起こるつむじ風…使えたじゃねーか
その魔法を見て驚いたのか、すかさず天拳結衣という先輩が駆けつけてきた。彼女は文武両道で魔法も優秀…階級は鷲級(アードラ)の優等生。魔法格闘術で有名な天拳家に、主人公の宮前魁斗は弟子入りしていた…もう10年になる。
朝5時から丹精を込めて作ったという唐揚げ弁当を一緒に食べながら、何故「魔法を使うのはモテたいから」というセリフを言うの?と聞くお姉ちゃんこと結衣。そんなことを聞くのは、魁斗が日々努力して最上位級の不死鳥級(フェーニクス)を目指していたことを知っていたからだった
そのために天拳の厳しい魔法格闘術を学んでいるというが…魁斗は、自分も思春期の男子高校生。やっぱり女の子にモテたいんだとスルッと話を躱す
…が、やっぱりモテたいなんて言葉は戯言だった。目標である不死鳥級になることは、子供の時に幼馴染の舞との約束から変わってはいなかった。
子供の頃に魔力検査で魔法の才能があると言われた、水瀬・フローレンス・舞と宮前魁斗。だが、今ではその差は…彼女は不死鳥級、自分はひよこ組…天と地の如く開いてしまっていた。彼女は、家系に魔法を使える人はいなかったので、そこまで成り上がるのに大変な努力を要したという。こりゃ負けてられないな、と宮前魁斗…絶対にすごい魔法使いになってやると意気込む。
そこに烏級(ラーべ)の星愛楽(さあら)というおっぱいがおっきい子が、舞が不死鳥級であることはおかしいと大声で陰口を叩いていた。自分より人気があるのが気に食わないらしい…それを聞いてしまった宮前魁斗。舞をバカにする奴は許さない…!!と決闘を申し込んでしまった
・彼女、お借りします
→自主制作映画の上映会が終わり、やることが無かった木ノ下和也は取り敢えず…抜いていた。
季節は移ろい、夏の暑さも和らぐ10月は秋も顔を出しはじめる。大学も後期が始まり、また日常が戻ってきた…と思っていたら遊びまくって真っ黒になっていた栗林駿。木部ちゃんはサボり
そこに八重森みにが2人に接触。みにちゃんの友達が栗と同じサークルだったので既に顔を合わせていたという。変わらないと思っていた日常にもなにかしら変化があった。
…そして、その変化は和也のバイト先、カラオケ村でも。更科瑠夏ちゃんは、今が10月なのでハロウィーン限定の特別制服を着ていた。が、見惚れている暇もなく店長からの指示がポンポン飛んでくる。まあ、給料を前借りしていたから当たり前なのだが…。
その業務指示をこなしながら、和也は瑠夏と話をしていた…主に水原千鶴とのレンタルデートのことだ。千鶴が元気になったと聞いて安心したのも束の間、休戦はここでおしまい!!と、勝負を仕掛けてきた
・それでも歩は寄せてくる
→香川凛が考えに考えようとするも、八乙女うるしの脳内には敵わず。が、表情のガードが緩々なのでそっちからの攻略もあるかも…という話。
→一足先に大晦日を迎える津田タカトシら生徒会役員共。冬には鍋が合うね…ってことで闇鍋パーティー開催!!
・化物語
→阿良々木暦とキスショット・アセロラオリオン・ハートアンダーブレードとの最期の戦いが始まった。
キスショットにパフパフされた暦は、キスショットの背中まで顔が出ていた…これでは情緒もクソもない…てことでこれはノーカンでお願いします。
多岐に渡る禁則事項のハンデを抱えることになったキスショット。空を飛ばない、霧にならない、姿を消したり変身したり眼力を使ったりしない等…。それでも忍野メメが言っていた「五分五分の勝負」を目指す…悪意と敵意を纏った彼女は、やはり強いので本気を出す間もなく終わることを避けていた。
殺し合いが始まるやいなや、阿良々木暦は思いっきり金的される。この500年で1番コンディションが良いと言う彼女だが、彼もやられたらやり返す。殴り合いの応酬の末、互いの顔面が吹っ飛んだときに阿良々木暦はもう一度聞いた。お前にとって人間とはなんなのかを…。
・カッコウの許嫁
→天野エリカにお兄ちゃんがいた。つまり海野凪に兄がいることになる
天野エリカは昔のことを海野幸に話し始める。
塾で先に勉強を終わらせたお兄ちゃん、エリカが終わるまで玄関で待っていたり、ある日はエリカがアイスを食べてしまって不機嫌になったり。ゲームのセーブデータを消したらむちゃくちゃ怒られたりとか…なかなか止まらない。それを聞いていた妹こと海野幸は、妹心がわかるのでエリカのお兄ちゃんがいいお兄ちゃんだと理解していた
一方の海野凪。エリカのお父さんは、凪に娘の自慢話を話しながら、小さかった頃のエリカのアルバムを見せてくる。
凪は、若干苛立ちながらエリカの兄の存在についてしきりに問い詰める…が、返ってくる答えはどれも「いない。」だった…。
取り違えたとか許嫁の前に、家族構成は知っておきたいという凪。だが、話の矛先を逸らすかのように凪の妹の幸について聞いてくるエリカパパ。今はその話はしていないと言う海野凪に、とんでもない言葉が飛んできた
・カノジョも彼女
→人気配信者(?)のミリカは、ある日の放課後に直也を眠らせて拉致ることに成功。家まで連れて行く
そこでは、ミリカの妹の理沙も一緒だった。妹を利用して自分を好きになってもらおうというアホな作戦だった…が、これが予想外に的中!!!
→この星は、大災害で第二の太陽となる…と言うDr.ジョヴァンニ。
話の一部始終を聞いていたヴィクトル・リヒトは、俄には信じ難い話だが、今まで調べてきたこととある程度合致するのであながち嘘じゃないという。リヒトは第8特殊消防隊の戦いが終わったら加勢する…それまで持ち堪えてくれと言って消える
さて、ヴァルカン・ジョゼフの仲間のリサ、天照を破壊兵器にさせないとジョヴァンニの攻撃を阻む。ジョヴァンニ曰く、この天照は初めから大災害を起こすための破壊装置として造られたというが…ここまで固執するのは、ジョヴァンニの先祖も携わっていたからだった。
・波打際のむろみさん 地元版
→福岡県久留米市の久留米成田山、救世慈母大観音像とかいう地味な観光地を紹介するむろみさんたち。
確かに宮城県仙台市にも似たようなでっかい大仏がある。が、あれはデカすぎる
一挙2話も掲載されているが、乙姫さんの新しい屋台に招待される向島拓郎。そのラーメンの出汁はもちろん特製ですよ
マガジンの作家陣は回転率が悪い…が、サンデー程じゃないと個人的には思う
・ランウェイで笑って
→藤戸千雪の父親でモデル事務所の「ミルネージュ」を経営している藤戸研二に酷な話が舞い込んできた。
シャルとBEYONDの目標こと、ビジネスチャンスをアジアに広げること。新たに市場を開拓したいというオリヴィア。
このミルネージュという事務所を合併させることにより、わざわざニューヨーク(NY)から人員を派遣させることがなくなるというが…
BEYONDという信頼と実績と格、全てが揃っている名前を貸すことにより、効率よく広い範囲でたくさんの所属モデルに仕事を決めることができる…のに断る藤戸研二社長。彼は、やはり自分の娘の藤戸千雪を第一に考えていたのでミルネージュのBEYONDへの改称を拒んだ
資料は予め準備をしていた研二社長。認知調査レポートと決算資料を配りオリヴィアを説得する。こと日本に於いては、ミルネージュの知名度は高いと訴える
因みに、ミルネージュを改称してもしなくても千雪がパリに行ける可能性はそう変わらない。
その中で1番いい選択肢を選ぶ彼は、オリヴィアの説得に彼の人生を賭けていた
・獣の六番
→耄霊使いのりおんを追い詰めた吾郷丹華。りおんは、政府の秘密組織ことTR1Mの事まで掴んでいた。写真もバッチリとのこと
丹華は、りおんの記憶を消そうとするが、天番整の腕の事も知っている情報通の彼女は何かあったら自動で2人の秘密が流出するとハッタリをかましていた
隙を見つけたりおんは、丹華の後方にまで大量の羽をまわしていた。もう少しで首をはねることに成功しそうだったが…
咄嗟に整が駆けつけて殺気立ってる丹華を抑える…これ以上の争いは不毛だと判断した。
耄霊のピーちゃんを絶対に取り上げられたくないりおんを見て、敵ではないと判断した天番整は、自分と丹華をオカルト研究部に入れてくれ…と頼む
確かに、りおんも監視できるし丹華は非常勤講師なので顧問もできるが…自己犠牲的な態度の丹華を監視するためでもある。卒業まで面倒見てくれよ、と笑う整を見て嬉しそうな丹華
しかし、裏では特等整伐師のリモート会議がはじまっていた。
整伐隊隊長の繰雨宗鉄が遭遇した大量の耄霊群、禍級の耄霊反応…一連の現象は、明らかに人為的に引き起こされている
これは特務だと判断した上層部…だが、既に院瀬見麗という特等整伐師が現地に到着していた。
・男子高校生を養いたいお姉さんの話
→主人公こと空本実の受験に不正は要らない。受験する大学は難関だが汚い手を使って合格しても嬉しくない…うん。それやったらあかん奴よね
そういえば実の誕生日って過ぎてたじゃないか…なら何も起こらないはずもなくお姉さんこと詩織さん、大学受験に集中できるプレゼントを用意していた。
〈次号〉
マガジン4・5合併号(12/23(水)発売)
巻頭:東京卍リベンジャーズ
C:DAYS、恋か魔法かわからない
特別読み切り:黒岩メダカに私の可愛いが通じない
スピリッツ1号
週刊ビッグコミックスピリッツ1号(12/7(月)発売)
巻頭:あの月に向かって打て!
C:ダンス・ダンス・ダンスール、パッカ
はい。年末なので、弟が東京から帰りたがってるのだが…なかなか親の許しが下りない。今年はリモート帰省が流行る…!?
・あの月に向かって打て!
→玉縄高校野球部の文月弾輝は、栄邦バッテリーと10球のガチ勝負をしていた。
投手・桂のフォークボールを攻略するための打法…低い構えの弾輝だが、フルスイングに切り替える。あれこれやっても桂のフォークを攻略するには才能が足りないと、捕手に言われるがお構いなく。
あと2球まで減っていた。1万回バットを振っても、球に当てることすらできないと自負する桂だったが、そのフォークを弾輝のフルスイングが捉えた!!
・アオアシ
→エスペリオンvs.青森星蘭の戦い。たぶん両チームのメンバーで1番足下の技術が足りてないと自覚する青井葦人。
やはり敵もそこを狙ってくるが、絶対に取られたくない。ボールを受け取ったら早めにパスを出してチャンスにしてやる…!!と意気込む
青森星蘭も一筋縄ではいかないと判りはじめていた。死角で見えないはずの、エスペリオンの大友栄作にパスを出して上手く躱されたこと…これにより北野蓮の言葉が真実性を増した。
試合が開始される前に、同じくイーグルアイ保持者の北野蓮が青森星蘭のチームメイトに青井葦人の目は良いから気をつけて、と注意喚起をしていた。警戒に警戒を重ねる青森星蘭は、マンツーマンの強度を高めて葦人が出せるようなパスコースをすべて潰していた。出すところが無いとボールを掻っ攫われる危険性は勿論増す…と焦る青井葦人
そこへ、エスペリオンFCの主将(キャプテン)こと、阿久津渚が相手のマークを振り切ってパスコースを作り出すことに成功…が、葦人の目を見ていた青森星蘭FW、バックパスを読んでいた。
試合開始15分の序盤、GKの秋山円心と青森星蘭FWの1対1という決定的な場面が訪れる。
・健康で文化的な最低限度の生活(連載再開)
→「オレンジパルムに戻りたくない。」奥坂さんは必死のSOSを義経えみるに求めてきた。急遽面談が開催される
オレンジパルムから他のアパートに引っ越しをさせて欲しいという奥坂に義経たちは当然何故!?という疑問を持つ
絶対に…絶対に他言無用で、と釘を刺しまくる奥坂さん、石橋の件をようやく話し始める
去年、人員削減で失職した彼はネカフェで泊まりながら派遣登録をして働いていた。まだその時は持病の自覚は無かったが、両親もいないので頼れる人がいなかった…そんな時、石橋に出会う。
泊まるところと仕事も紹介してもらえるというおいしい話だったが、仕事よりまず生活保護を申請することが先決だと言われる奥坂さん。持病の脳腫瘍で目眩が酷くなってきていたので追い詰められていた彼は、つい石橋の寮費や食費、さらには光熱費を払えという命令に従ってしまう。
勿論、生活保護費を軽々と上回ってしまうが、更に管理費やシャワー、エアコンを使う度に金を毟り取られることに…借金は雪だるま式に膨らんでいった
その借金は紹介された仕事で返していくのだが、工事現場の片付けや内装の解体、引っ越しやゴミのリサイクルの重労働で日給6千円。だが、それだけでは終わらない。作業着でさえもレンタルしてお金を返さなければいけなくなっていた…なんじゃこのシステムは
食事に関しても、おばちゃんの店とかいう石橋たちの溜まり場のスナックでの残り物が食べ物として支給されていた。他にはコンビニ弁当やパン、カップ麺など
そのおばちゃんは、石橋とその兄貴で共謀して金と労働力を巻き上げている…義経えみるたちはそこの店に突入することを決めた。
・チ。-地球の運動について-
→長閑な田舎村。ここには天才がいた…名はバデーニ。いとも簡単に4桁の掛け算を計算する彼は、眼帯を着けていた。
なぜ片目が見えなくなったのか…それは、少し前に遡る
最高位の修道院に入ったバデーニ。そこは、3校以上の上級大学から推薦されている者のみが入ることができる…が、ここでも想像を超えた天文に関する学問は懲罰対象だった
懲罰を受けるバデーニ、ここでは規律通りの行動を求められる。が、彼は勉強が許される条件が懲罰なら…と何回も腕に鞭を振るう。徹底的に対抗する構えだ
終始傲慢な態度の彼は、自分を特別にする瞬間を掴み取るために思慮深さ、謙虚さを捨てているというが、その情熱は神学に向けろと修道院長に忠告された。
しかし、神が人に課した難問「何故、惑星(ほし)は後ろへ戻ったりするのか…?」を解かなければならない…とバデーニ。それには代数(エウクレイデス)や幾何学(アルキメデス)が必要だ。
神が創った二つの世界。
月より下と上の世界…大地は予測不能だ。不完全で生成消滅を絶えず繰り返す。対して天界は永久不滅。終わりも始まりもない完璧な形の円循環を行う…永遠に。
が、その完璧と謳われる天界でも逆行と言われる、円は歪み奇妙な輪を描く現象が生じる。この謎を解明しないと、神が設計を間違えたことになると…バデーニ
そこで、修道院長に問うた。あるんだろ!?異教、異端者達の禁書と呼ばれる物が…!!
それは冗談にならないと言う修道院長。好奇心・知識欲を抑えられず禁書を見た場合は目玉を焼かれる罰が待っている。
懲罰が終わったバデーニだが、修道院長から理論研究の禁止を言い渡される。天文に携われるのは観測の仕事をするときだけだ…と。
そんなとある日の夜、バデーニは見つけてしまった
・二月の勝者
→柴田まるみの過去。
桜花ゼミナール吉祥寺校のΩクラスの進捗はどうかと聞かれる講師、黒木蔵人。すべて想定内…順調だという。いよいよ最終段階に入ったようだ
で、柴田まるみの家。若干、嫌な雰囲気が漂う。ママの話をまるみは聞いていた…女子学院(JG)の受験を諦めようと提案されてしまったまるみ、困惑な表情を思い浮かべて狼狽える
直江樹里と約束していた…一緒にJGに進学する。しかし受験は友達ごっこで罷り通るものではない
ゴネまくる柴田まるみに痺れを切らしたのか、ママは調査書のことを娘に言ってしまう…保健室登校だと受験する条件を満たすことができない…と。
まるみは布団の中で泣いてしまった。
次の日、桜花ゼミ講師の黒木蔵人に相談するまるみママ。まるみの不登校の話をぽつり…ぽつりと話し始める。
それは柴田まるみ、小学3年生の頃。習字の字が表彰されたまるみは同じクラスの女子に嫉妬され攻撃の的になってしまった…が、それはまだ些細な問題だった
その日を境に学校を休み始めるまるみ。休みが長引くにつれ、両親の不安は焦りに変わっていった。
ある日、まるみパパがむりやり引き摺って学校まで連れていく…が、これが致命傷に。クラスメイトに目撃されてバカにされる…そりゃあパジャマ姿で学校まで連れて行ったらなあ
それからまるみは本格的な引きこもりになってしまった。
・結婚するって、本当ですか
→「結婚なんて…するんじゃなかった」そう言う進士さん。事の発端は、妻との結婚記念日が近いのでプレゼントを買って渡そうとしたら…離婚したいと妻に言われたという…おぅ。
進士さんは妻と喧嘩をしたことすら無かった。100%理想の夫婦だと思っていたのに…分からなくなった。
旅行代理店JTCは、支店対抗の店内ディスプレイコンテストに黒川店長だけ燃えていた。いやー、あんな出来事があったら力入らないよとめちゃくちゃ低い士気がJTC社内に蔓延する。ちなみにその進士さんは家族会議でお休み
やっとこさ、重い腰を上げて店内を海色に装飾しようと動き出すJTC職員。年中アロハシャツのジョージさんは、もしかしたら進士くんは自分の幸せしか見えてなかったのでは、と推測。片方の幸せがもう片方には重荷になっていることも少なくないというが…
確かに男は気が利かない、何か特別なことをやりたがると女性陣は盛り上がる。おいおい…男だけが悪者かよ…
この一連の出来事があって、大原拓也は結婚ということがますます分からなくなっていた。普通の人生とは…一体なんだ!?
そこへ結婚相手の本城寺莉香と遭遇。2人とも混乱しているような…?
・怪異と乙女と神隠し
→ぐるぐる眼の乙ちゃんという美少女が恵体太眉お姉さんの菫子の家にお邪魔する話!?
…と思ったら、怪異の謎を解いたり解かなかったりする怪異冒険譚らしい。
・くーねるまるた ぬ〜ぼ
→12月7日、この日は日本で初めてクリスマスツリーが横浜で飾られたという…クリスマスツリーの日らしい。近所の商店街も毎年大きなツリーを飾り付けて人々を魅了する。
神永さんや美緒子ちゃんと合流したマルタさん、クリスマスツリーの美しさに見惚れていたが…近くにいたあちあちカップルに神永さん、撃沈。彼女は永遠に男を捕まえられないのだ
・ぽんこつポン子
→ご主人様こと吉岡の家に帰ってきた娘、吉岡さちよ。彼女とポン子は、吉岡のラップバトル映像をテレビの大画面で流していた…もちろんさちよは爆笑
彼女は、吉岡の他の息子・娘が忙しい時にこそ側にいてやろうと、仕事を休んでまでこっちに来たという。
さちよは、お父さんの吉岡が考えていることが昔からよく分からないと言った。
無愛想で自分の仕事にばかり目がいくようだったという吉岡のじいちゃん。兄妹全員がこの町を出るって言った時も何も言わなかったというが、なぜ出ていく決意をしたのかというと…この町が好きじゃなかったからだ。今でもこの町の良さが判らないという彼女、さちよ。
それからさちよとポン子は、カフェ「海風」を訪ねることに。昔と今、変わるものと変わらないもの…その差に吉岡さちよは驚いた。
・人生がより散らかる!深刻お悩み相談室
→オシャレはセンスではない!自信だ!
〈次号〉
スピリッツ2号(12/14(月)発売)
巻頭:チ。 -地球の運動について-
C:君は放課後インソムニア、新九郎、奔る!