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ヤンジャン51号

週刊ヤングジャンプ51号(11/19(木)発売)

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表紙&巻頭:リアル

C:かぐや様は告らせたい、ジャンケットバンク

 

・シャドークロス

→スーパーのレジ打ち店員こと赤城冬実と工場勤務でスーパーの常連だった長尾忍、池袋駅での待ち合わせ。

なんでもダンスや演劇に使われる部屋(レッスンルーム)で一緒にダンス練習するとのことだ

人に触れることのできない彼女はこの前にスーパーの屋上でこの忍と踊った時、自分以外の誰かと初めて解かり合えた気がしたという。大して彼のことをよく知らないのに

 

レッスンルームに入ると、それは想像していたよりも広い部屋だった。競技会になると、1ヒート大体12カップル同時に踊ることになるが、この部屋だとその感覚を掴むことができる

 

まず、競技会の説明をザッとする長尾忍。主催団体によって評価基準が分かれているという。スポーツの評価基準がある競技会は名前にS(Sport)が付くのが多い。それとは別にブラックプールという競技会は芸術寄りである

じゃあ自分たちがする競技会はというと、グランドチャンピオンシップとかいうドイツで開催される競技ダンスの頂点。

さらに忍は続ける。ダンスには「女は花 男は額縁」という言葉がある。パートナーとの関係を表した言葉である

ある程度、ダンスは男だけが上手く踊れても上に行けるというがそれでは額縁が回っているだけだという忍。冬実を誘ったのは、踊ったらある程度その人の「芯」がわかるという…だから!パートナーとしてどこまでできるか見せてくれという彼、長尾忍。

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こうして、練習…というか、特訓が始まった。

基礎中の基礎のベーシックステップを10種程覚えて、それで構成されたワルツ(ワルツとは…元々民衆の踊りだったものを舞踏会用に整えたもので、滑るような動きと優雅さが特徴)を踊るのがとりあえずの目標…まずはシャドーでな

なぜシャドーから始めるのかというと、前回のダンスは長尾忍が冬実の動きを先読みしていたからできたので、まずは1人での練習が不可欠という

他には、冬実の基礎体力の強化もメニューに入れる忍。レジ打ちの体力じゃたぶん踊り終わるまで持たないだろうからということ、体を作るなら冬実の年齢がギリギリということで、まあ走れ。

 

そんなこんなで5日後、特訓した冬実は忍とダンスの練習をレッスンルームでしていた。が、課題は山積み。膝まで使わず足だけのステップ、テンポも途中から付いていけなくなった。体力が追いついていない

 

頑張って1週間特訓したのに、額縁の花になれなかったら…というプレッシャーが冬実を襲う

長尾忍は、初めて踊った時は冬実はもっと素質があると見込んでいた…が、勘違いだったのかもと落胆する

 

今回は早めに練習を打ち切り、商店街の方へ向かう2人。商店街では年末年始ともあって盛り上がっていた。突如、忍は思い付く。ここでワルツを踊ろう!と

 

・久保さんは僕を許さない

→夏服に衣替えの白石純太と久保渚咲。脇が甘いよー。

 

かぐや様は告らせたい(3期やるの?)

→今回は、なぜ白銀家の母親がいないのかが語られる。

家に突如襲来した感じになってしまった四宮かぐやを待たせて部屋の中を大急ぎで片付ける白銀御行と圭。そこへ白銀の父が颯爽帰宅。鍋の材料を買いに四宮を外へ連れて行く。ナイスd( ̄  ̄)

 

SEIYUで買い物をする2人。そんなこんなで白銀の母親の話になる。彼女は、全てに於いて理想が高すぎていた

白銀の父がまだ社長だった頃、社長の妻としての地位、優秀な子供に囲まれての理想の暮らしだった。

それが、経営悪化により生活が一変。

彼女も壊れてしまい、白銀父への愛着は子供に向けられる…過度な期待という形に変わって。驚いたことに、会長こと白銀御行は母親の期待に応えることが出来なかったのである…そうして白銀の母は、出来の良かった圭ちゃんだけを連れて出て行ってしまった

 

で、白銀の家で鍋パーティが開催。お前、泊まっていくん!?

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・かぐや様を語りたい

バルーンアートができる男はモテる(確信)

 

ゴールデンカムイ

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→鯉登音之進こと鯉登少尉と房太郎とのビールの海原での対決。月島の助けもあって一時的に逃れることができた

そしてアシリパさんだが、二階堂により捕まってしまう。鶴見中尉に注意

 

・僕、いますよ。

→特別擁護老人ホームへ入居の申請にきた人を案内する山田一郎。

市役所の福祉課では入居許可の申請が降りるまで3ヶ月も待たされてると痺れを切らして怒鳴り込んでいる人もいた。

最後の砦は公助と言う山田一郎、入居許可を控える行為は断じてあってはならないと叫ぶ。決められた書類の上での仕事はやめて、自分の心の判断で仕事をしようと奮い立つ…が。

 

それを見ていた副市長は、今までやってきた自力発電の計画も白紙にするかもしれないと山田一郎に告げる。そう、あれは現・戸川市長の大馬が衆院選のために風向きを変えるためにやっていたことだった

そもそも、地方行政が電気を全て賄うことは成功すれば大きいが、失敗したらとんでもないことになってしまうという極めて危ない案件である。養護施設に人を入れたくても入れられない現実があるのに、そんな大それたことはただの夢だ!という副市長

 

なんか話が振り出しに戻ってしまったところを、後輩の東に引き止められる山田一郎。なんでも後輩の東君がもってる畑と山が四万坪くらいあり、持て余しているのだそう。そこで、戸川市の自作農団地として開発してもいいかと聞かれる

 

次に山田一郎が呼ばれたのは、ゴルフ場。三十七万坪もある。この莫大な土地を開拓するのに、会員を集めてまで作ったというがゴルフ場の利益は殆どない。維持費、高速道路代、減っていくゴルフ客。なので預託金償還などはほとんどされていないという。

そんなゴルフ場を地方自治体こと、前戸川市長の倉本が買い手になるというがまたこいつは何か企んでいるな

 

・BUNGO

→石浜文吾、まさかのストレートの四球(フォアボール)で満塁にしてしまう。

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何やってんだてめー!!と捕手、袴田浩にぶん殴られる。これでいいんだよ、というかこのバッテリーの感じ久しぶりやん

握りを見せてストレートの四球はちょっとダサすぎる…ということで、落ち着けと

しゃーない、と袴田は機転を利かしBUNGOに策を伝える。真逆の発想だ…上手くいくかは分からない…が、袴田だから信じられる。

 

・ふたりぼっちのオタサーの姫

オタサーの姫こと大山武子はガードがガバガバ。まずはチョロすぎるのでガードを固めようか

 

・推しの子

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→ネット炎上したら取るべき行動は、謝罪でもない。反応を追うことでもない

だんまりを決め込むことである

 

・君のことが大大大大大好きな100人の彼女

→静ちゃんこと好本静がカラオケで歌うととんでもないことになる。

 

・貧々福々ナズナさま!

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→宴。一色孝雄の願い事で過去1番役に立った気がするな

 

・少年のアビス

→黒瀬家の事情。

おばあちゃんを介護施設に入れたくとも、お金と収容数の問題により頓挫。黒瀬一正という引きこもりの兄も家族の重荷になっていた

そんな事情をすべて抱え込んでいた母さんから告げられる絶望の言葉。絶望の深淵第2段階へ突入

 

・MOMO -the blood taker-

→ブルンヒルダの屋敷にきた御子神京吾一行。屋敷はわざわざ入口が開けられていた

これはブルンヒルダが罠を細工して待っていると考えた方が良さそうだ…そこで、カンタレラにナイトメアの囮を作り出させて、それで突破する作戦を考えた御子神

しかし、どんな形のモンスターも作れる血影装とはいえ血をものすごーく消費するんだぞと言うカンタレラ

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そこで御子神京吾は取引。ブロマイドの中でも幻の一品をなぜ持っている!?

取引はSuccess(成功)した。

そして御子神京吾一行は屋敷の中へ突入。まあ予想していた通りの展開だが、カンタレラは調子に乗ってしまい屋敷に取り込まれてしまった

 

・スナックバス江

→人気漫画の要素の1つに「刀」があるからって、この漫画に出してこなくていいぞ

 

〈次号〉

ヤンジャン52号(11/26(木)発売)

巻頭:ジャンケットバンク

C:BUNGO、ふたりぼっちのオタサーの姫

読み切り:王子堕天(作者:伊豆田清貞)

特別読み切り:蒲生伸晃その生涯

作者:田中チヌ

→シャドークロス、大反響第3回。同棲生活開始