(週刊)漫画情報局

主に週刊漫画雑誌の情報局。気まぐれ更新します。

ヤンジャン49号

週刊ヤングジャンプ49号(11/5(木)発売)
巻頭:ウマ娘 シンデレラグレイ

C:少年のアビス、ジュピタリア

読み切り:あの世のタスク(作者:子新唯一)

→オーライ!打ち切り、メイド・イン・ひっこみゅ〜ず1部完と書いてあるが、ヤンジャンは2部をやらない。グッバイサンカクヘッド

 

かぐや様は告らせたい

→例の自分の部屋を見られたくない会長こと白銀御行だったが、引っ越し業者を決めるのに苦労している様子

レンタルトラック…そういうのもあるのか!と運転手が手伝ってくれることと安さで決めた…かに見えたが寝落ち。

そうこうしているうちに、四宮かぐやが玄関に立っていた…いや、立っていない見間違いですわと白銀圭。しかしやっぱりいるゥ!

f:id:elka:20201104191717j:image

慌てふためくも、会長は平日の不足分を休日で補っている為頑固として起きない。そのため、かぐやを失望させないようにとなんとか場を取り繕う妹こと白銀圭ちゃん…いい妹である。

家の中の見られてはいけないものを会長の部屋に片っ端から放り込んでいた。ゴミ部屋と化した白銀御行の部屋。

 

・僕、いますよ。

ダイヤモンド社の社長こと、光武史と会うことができた山田一郎。やっと話ができたことに感動し感無量、外のベンチにて一緒にコーラを飲む。

自分を石ころだと信じて疑わない山田一郎は、動けば何ができると思っている。

社長に会いに来たのはただ単に話したかっただけだそうだが、前進する勇気を貰った山田一郎。戸川市での再生エネルギー発電の見本市を開催する決意を固める

 

戸川市議会が開催される前に開かれた、再生可能エネルギーによる自力発電の会見。やはり市議の中には、山田の行動に疑問を呈する議員も多々いる。

戸川市の積極的な方針に対して市議は断固保守の構え。そもそも首都電力によって安全な電力があるのに、それを変える必要はあるのか…?という至極真っ当な意見

対して、戸川市の副市長は、インフラのメンテナンスという点においてどんどん金が嵩むと主張…。綺麗事で取り繕った分不相応の便利な生活を変えていくべきだと。

 

そうして戸川市の大見本市の開催計画は、新聞一面に大々的に載せられた。戸川市役所にも市長にも電話がかかりっぱなし。

中には、国交省事務次官からの電話もかかってきた。送電にはかなりの規制がかかっていることや首都電力の株を政府が50%以上も持っているので、現状を変えることは難しいというが…今後はどうなっていくだろう

 

・BUNGO

→石浜文吾ことブンゴは自分がマウンドに上がらずとも、静央に…そして試合にいい影響を与え続ける。

が、石神の気迫のピッチングも虚しくサードが打球を後逸。うーむ、ブンゴ登板ねえ…。

 

・君のことが大大大大大好きな100人の彼女

→全部相手が恋太郎の恋バナ。本当に大好きなのか確かめる回。

さあ、みんな恋太郎に大好きって言ってみよう…やっぱりツンデレ娘(唐音)が好きだよって言うの破壊力あるなあ。と思ったら恋太郎に100倍返しされたぜ!!キュン!!!

 

・ふたりぼっちのオタサーの姫

f:id:elka:20201105044324j:image

→噛んだ。

 

・推しの子

→世は大エゴサ時代!!誰でもビッグデータにアクセスできてしまう。ので客層、感想のより詳細なデータを見ることができ、ネットの反応がより一層大きなものになっているこの現代社会。

既にコンテンツとファンは相互監視状態にある…というか誰でも相互監視状態だよねえネットって。

話は戻って、「今からガチ恋♡始めます」のリアリティ番組。トングちゃんことあかねはどうすれば目立てるのかリサーチしていた。今の中心人物こと鷲見ゆきとの対立はやはり避けられないが、それは今現在の段階で好評の恋愛リアリティ番組「今ガチ」の崩壊を意味する。

番組中にあかねにネイルを塗ってあげる鷲見ゆき。が、あかねの魂胆は既に見抜いている感じだ。

f:id:elka:20201105045729j:image

腹黒いわあ…この女。

鷲見ゆきより目立たなければならなくなった不憫なあかねちゃんは、ついに痺れを切らしたように男にくっつきまくるゆきの顔を傷つけてしまう…奇しくもゆきに塗ってもらったその爪で。

 

これは演技か…本心か。

 

・久保さんは僕を許さない

f:id:elka:20201105050625j:image

→久保さんこと久保渚咲の地雷。屋上で食べるお弁当はまた格別なのである。

 

・貧々福々ナズナさま!

→開口一番「何の用ですか?」ってひでえ!!

一色孝雄は後輩の中野加奈が里親になりたいと言うので、仔猫を預かっているお宅へお邪魔しに。しかし孝雄は家に入れてもらえない…まあ仔猫の里親って男はお断りってとこ多いしなあ。

しかし孝雄の目的は仔猫じゃなくて別のところにあった!!

 

・少年のアビス

f:id:elka:20201105040523j:image

→なんだこの先生(驚愕)!?

 

・あの世のタスク(読み切り)

→過労により倒れた閻魔大王。これは無駄を嫌う二階堂佑(タスク)が地獄を改革する物語である。

 

とあるIT企業に勤めていた佑だったが、発注されたものと違うプログラミングコードを書き上司に叱られることに

これは発注通りにプログラムした方が無駄がなかったのでは…?と思うが、定時により堂々と帰る二階堂佑。そしてその帰り道、効率を求めすぎて異世界転生へ

 

なぜ地獄に送られたのかはわからないが、どうやらここで成果を出すと「徳」になり天国へ行きやすくなるという

そこへ姉御こと鬼花ちゃんが来て地獄を案内する。

f:id:elka:20201106010200j:image

三途の川の河原にて、賽の河原の石積みや統括地獄での霊(人間の成れの果て)同士の殺し合いなど無駄の極みがたくさん。

 

過労もあって、鬼たちの疲労もMAXに近かった。しかしそんな鬼たちを鬼花ちゃんはブラック企業の上司の如く、限界まで頑張れと労う。

f:id:elka:20201106010227j:image

鬼だけにそこに情けなどはない

だがやはり無理矢理働かせるのは限界があると悟っていた鬼花ちゃんは、どう地獄を改革すればいいのか…佑に聞き出す

 

・可愛そうにね、元気くん

f:id:elka:20201107002618j:image

→主人公の廣田元気くんとの繋がりは、同人誌という変な形から始まり、その内暴力という目も当てられない形にまで発展していく

それでも八千緑さんこと八千緑七子が彼との関係を切らないのは、彼女の自尊心の低さもあるが、そこに「自分の居場所」があったからだろう。心理学的に言えば「共依存」である

 

その共依存の状態を、普通じゃないという弟の八千緑励一。

このままだと姉の七ちゃんがおかしくなってしまう(既におかしいかもしれない)ので、カウンセリングを本人に勧めたり母親に廣田元気の異常さを懸命に訴える…が、どちらも失敗してしまう

 

八千緑七子、文化祭で想いを伝えると弟に言うが猛反対される

その自分を認めてくれる唯一の存在から否定されたら、七ちゃんはどうなるんだという八千緑励一。楽しい文化祭のはずが一転…最悪の事態が頭を過ぎる

 

・MOMO -the blood taker-

→大量のモロイを捌いていく御子神京吾一行。物量で攻めてくるとは…多すぎだからー!

 

・スナックバス江

→デスゲーム(社会的に)。

 

〈次号〉

ヤンジャン50号(11/12(木)発売)

新連載:シャドークロス

作者:スガワラエスコ(前作:マドンナはガラスケースの中、花待ついばら めぐる春)

→独りでは辿り着けない歓びがある。闘うシンデレラ・ストーリーを謳うこの作品はなんとダンススポーツを題材に。

C:貧々福々ナズナさま!、九龍ジェネリックロマンス

読み切り:兇悪に花(作者:有馬シ記)

→新世代任侠時代劇。リアルは2週連続掲載するぞ

 

ヤンジャン2号(12/10(木)発売)

読み切り:あなたへの日記(作者:青春ノ敗北)

ヤンジャンは40周年。1億円40漫画賞とかいうヤンジャン主催の持ち込み企画にて大賞を獲得。