葬送のフリーレン、2巻発売おめでとうコーナー
フェルンはお母さんです。お前はママだ…。
はい、2巻探し回って買いましたよ。1店舗目に新刊コーナー散々探し回ったけど無くてですね。
このスペース、おそらくフリーレンがあったであろう(周りがサンデーコミックスだったので)場所を見て、本当は見えてないだけでここにあるんじゃないかとか、時間的にもう1店舗回れるかどうかという時に色々と逡巡しまして。
でも、もう1店舗であったからもうどうでもいいです。
いいんですが、この「葬送のフリーレン」の人気ぶり、本物ですねえ。サンデー系コミックスで唯一売り切れてたんですから。
控えめに。
フリーレンとフェルンがアイゼンの弟子シュタルクと出逢う話に焦点を置く2巻。フリーレンたちのアテのない旅は、かつて勇者ヒンメルが魔王を倒した時の旅とは当然状況が違う
…が、勇者ヒンメルが遺した物、僧侶ハイターと戦士アイゼンが託した弟子。かつての英雄たちの意志は次の世代に受け継がれていく。
フリーレンとフェルン、そして新たに加わったシュタルク。この3人の関係は、かつての勇者一行の1人とその弟子という軸をもち、切っても切れない関係であることは言うまでもないが、かつての勇者一行の上に成り立つ新たな関係を今回は展開している。
フリーレンとフェルンの関係は師と弟子、フェルンとシュタルクは別の師の弟子同士だが年はそう離れてはいない
そんな互いをまったく知らなかった2人が、仲間としての距離(信頼関係)まで縮めることができたのが
会話の中で度々登場する師匠の話を中心に、相手への共感や弄りなどが要所要所で読み取れる。かつての勇者一行は、“その後”も確かに生き続けている。
そして、封鎖されていた街を出てグラナト伯爵領へ。それまでのまあまあ穏和な雰囲気で展開されていた物語に陰りが差す。という感じでしょうかね。
ゥ─σ(・´ω・`*)─ン…言うなら新しい才能の萌芽。しかしそれはまったくの新しいものではなく、大地に聳え立つ大樹の新たな芽吹きという感じだ。
面白くてキャラクターがかわいいのでこれからも応援したい。そんなこんなで2巻発売おめでとう。